急行「きたぐに」急行券・B寝台券

20061217

2006/03/16の記事2006/10/15の記事2006/12/11の記事(きたぐに91号)、にひき続いてまたまた「きたぐに」です。

今回は急行券と寝台券。
しかしこの寝台番号でピンときた方は・・・・さすが。そうです、俗に言う「パン下寝台」とよばれるものです。

通常「きたぐに」の寝台車は3段寝台で高さは70cm弱しかありません。
せっかく浴衣があってもこの高さでは、着替えはアクロバティックな体勢でやるしかありません。(笑)
また、壁にもたれかけての読書も、下段寝台はかろうじて可能ですが、上段・中段はとてもじゃないができず、とにかく寝るしかありません。
下段寝台は寝台幅が106cmもあるので、値段が6,300円ですが、上段・中段はこういうこともあり、割安の5,250円になっています。(上段・中段のベッド幅は70cm)

で問題の「パン下」ですが、
電車が電気を取り入れるパンタグラフがある場所は天井が低くなり、上段を設置することができません。
このため、この区画には上段がなくて、中段、下段のみになります。
でこの中段は、上段区画がないため高さがゆうに1mあり、非常に広々としています。
着替えも楽ですし、圧迫感もありません。それでいて価格は中段料金の5,250円ですから、かなりおいしい席です。
「きたぐに」だと、8号車の1,2,11~14番の中段が該当します。
「きたぐに」の寝台乗車時には押さえておきたい席でしょう。

さて、きたぐにの8号車は禁煙車ではありません。
しかし、きっぷを見ると喫煙マークは入っておらず、無印のままです。
通常の指定席やグリーン車だと喫煙マークが入ったりしますが(例:あけぼのゴロンと)、寝台の場合、喫煙車でも喫煙マークがなぜか入りません。
寝台内は喫煙車であっても禁煙(寝タバコ禁止!)なのですが、下手に喫煙マークを入れると寝タバコ公認のように見えてしまうからでしょうか?

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