「Maxたにがわ311号」新幹線特急券・グリーン券(2階)

「Maxたにがわ311号」の特急券・グリーン券です。
前回記事の「Maxとき348号」では「Max」と表示されましたが、「たにがわ」では「Mたにがわ」と省略されています。
ときどき列車名が省略されていることがありますが、その法則性は全くわかりません。過去記事で取り上げた列車を適用に上げてみると、なんとなくですが8文字以上の名称は8文字以内におさめているように見えます。

でも、8文字以上でもちゃんと表示されている列車名もあります。最長は11文字で12文字以上は見つかりませんでした。ユニバーサルエクスプレスは12文字ですが、短縮されています。

どうやら現在は11文字が最長のようです。しかし、この11文字は「号数」や「設備(Ladies/個室/DXグリーン)」などを含めての値ではないのかな、と思うようになりました。次はかつての青春18きっぷユーザー御用達の「ムーンライトながら」の券面です。

最初の「ムーンライトながら(S-POS)」は、現行のマルスより古いタイプのものです。このときは本当に列車名は8文字までの制限があったため、「ムーンライトながら」は9文字だったことから「ン」が抜けて「ムーライトナガラ」になったようです。

「ながら」が「ナガラ」とカタカナなのは未だ持って謎。S-POSはひらがな、漢字使えます。

その後、MR以降のマルス券では、「ムーンライトながら」とフルで表示されるようになりましたが、臨時列車の91号などは、「ムーンライトながら91」と「号」がありません。これで11文字に収めています。
また、定期列車時代のムーンライトながらは373系電車で運転されていたため、セミコンパートメントがありましたが、これは列車名が分かれて「ムンライトながら(コ)」とこれまた「ー」を省略してこれまた11文字で収めています。

ムーンライトながら71号は373系での運転なので、セミコンパートメント付。ならば71号のセミコンパートメントの券面はどうだったのか興味があります。

となると、冒頭の「Maxたにがわ311号」が「Mたにがわ」と表示されるのもなんとなく見えてきます。つまり「Mたにがわ311号2階」で11文字ということに。
これで、「Maxとき」「Maxたにがわ」の省略のされ方に納得・・・といかないんですわ。これが。

12文字以上あるやないけ。。。。

いずれもフロア指定があるのが特徴で、1階、2階、FL、A室、B室のようなフロア指定は11文字の中に含めないのが正解のようです。
まあ、調べれば正解はわかりそうな気がしますが、手持ちのきっぷで法則性を推測するのはなかなか楽しかったり。

旧塗装のE4系「MAX」

Mたにがわグリーン車。
Maxたにがわ11号のグリーン車は2階席のみとなります。当然、眺望も抜群・・・なはずですが・・・

さて、高崎から越後湯沢までのグリーン車利用の「Maxたにがわ311号」です。
この下半分が青、真ん中に黄帯、上半分が白の3色は、E4系の登場時の塗装です。
グリーン車は7号車、8号車の2階が割り当てられ、必ず2階席になるのが特徴でした。

E4系内装
E4系グリーン車の内装。天井が低いのは仕方ないが、全般的に重厚な座席なのが特徴。

E4系の座席はかなり大きめ。というかかなりバックレストが大きいため、天井が低い2階建てあることもあって、かなり車両空間における座席の占有率が高い気がします。つまり圧迫感があるってこと。
また、レッグレストが設置され、飛行機の上級クラスの座席に近くなってきました。

さて、せっかくの2階席だからうんと車窓を楽しもう・・・と思ったのですが、高崎を発車するとしばらく走ってすぐにトンネル。そこからは越後湯沢までほとんどがトンネル区間となり、せっかくの2階席の眺望はほとんど意味を成さなかったということに(悲)
当時のJR東日本のグリーン料金は安く、繁忙期ということもあって普通車指定席と300円しか変わらなかったためグリーン車を指定したのですが、なんか妙に損した気分です(笑)

8/2の記事に続く)

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