スペーシアXのプレミアムシートの特急券です。
スペーシアXは以前コックピットラウンジに乗車したことがありますが、それ以来の乗車となります。

今回は通常の磁気券で予想どおり「プレミアムシート」の文字が印字されています。
それ以外は特に特徴的な表記はないのですが、「プレミアムシート」の文字だけでも特別感がなんとなく伝わってきます。
現在東武鉄道の特急はインターネット予約が主流のようですが、インターネット予約の場合はプレミアムシートは購入のみとなってしまいこの場合特急券が発券されないので、この文字を見るには駅での一か月前の購入が必要となります。
おそらくここ数年でこの磁気券自体が廃止されますので、購入はお早目に。
どこかで見た風景
東武の日光・鬼怒川方面の特急は浅草が始発となっています。東武の浅草駅はかなり狭く、またどちらかというとレトロな感じですね。そんな中にスペーシアXはなんか異物のような感じも(褒めてます。)
かなり洒落た感じ。
土曜10時台の優等列車は結構本数がありますが、行き先案内を見ると全列車列車名が違いますね(笑)スペーシアXが白、スペーシアが黄色、りょうもうが赤、リバティが緑のようで車体色をイメージしたものでしょうか。なんだかんだと東武の特急は結構カラフルですね。
なお、土曜の午前の日光・鬼怒川方面行きの列車は軒並み満席だそうです。
5番乗り場の日光よりの号車は大きくカーブしているため、このようにわたり板が設置されています。またこの浅草駅の制限から6両が最大です。
プレミアムシートは1+2配列と非常にゆったり。シートピッチは120cmとスタンダードシートよりも広めです。可動式枕は多分東武では初装備じゃないかな。
満席で一人乗車の場合、一人掛けシートは非常にありがたい存在。リクライニングしても後ろが気にならないバックシェル構造になっています。背面テーブルが設置できないので、ドリンクホルダーと肘かけ収納のテーブルを装備。
2人掛けはやや真ん中の肘置きが狭くて無言の場所取り争いが起きるかもしれないかな?と思いますが、それ以外は合格点。
座席の座り心地は最近流行の固めながらホールド感ある感じでなかなかいい感じ、ただ、なんだろうすごくデジャヴな感覚が・・・

はい、近鉄特急「ひのとり」のプレミアムシートを本革からモケット生地にした感じなんですよね。
座っているときはなんだかデジャヴを感じながら乗ってましたが、帰宅してからなるほど、と思いました。
「ひのとり」はビジネス特急の色彩が強いですが、「スペーシアX」は観光特急の色彩が強め。でも内装が似ているというのはなんか不思議な感じです。
もっとも観光客向けの「スペーシアX」の「ひのとり」との最大の違いが、やはり1号車のカフェカウンターでしょうか。飲み物や軽食類なのが持ち帰り形式で購入できます。
スペーシアXならではの設備とするとビール専用のタップが設置されていること。あのくぃっと引くとビールが注がれるアレです。

もともとスペーシアXでは地ビールに熱心で、スペーシアX専用の地ビール作ったり、沿線とコラボビールを作ったりとやたら私の琴線に触れてくるところをやってくれるので、当然この日も注文です。(ぉぃ
カフェカウンターは1号車と6号車以外の乗客は車内のバーコードから予約することになります。下りの場合は春日部を過ぎてから予約が可能となります。一時期は争奪戦だったらしいですが、今は結構落ち着いている模様。このためか、列車自体は満席なのに余裕でカフェ予約が取れました。
さて、前回利用時は予約時間帯に大挙してカフェに押し寄せ、カフェカウンターが大渋滞を起こしてコックピットラウンジが騒然となってしまいましたが、今回はオペレーションが変わっているようで、デッキ付近で係員が予約を確認して注文を受け付け、カフェカウンターで受け取る仕組みに変わったようです。このためかカフェカウンターはかなり落ち着いていました。
地ビールを受け取って自席に戻り、リクライニングを倒してビールで一杯は至福のひととき。
気が付くと関東平野の田園風景となっていました。
栃木を過ぎ、関東平野の北端にくるとやや森林もありますがそれでも平坦区間。本当に関東平野って広いんだなと改めて思います。
下今市で半分ほど下車。ほどなく日光に到着です。
日光はスペーシアXが2本揃い、さらにリバティもいました。かつては浅草からの料金不要の快速もいましたが、現在は特急で完全に固定されています。

この日はさらに「スカイツリートレイン」が日光にやってきていました。
「スカイツリートレイン」廃止以降、いまいちどういう使われ方しているのかはっきりしない「スカイツリートレイン」ですが、団体列車とかにも活用されているようです。

さすがは観光都市日光。特急が到着するたびに大量の観光客が吐き出されます。特急街道の中で、遠慮がち?に走っている普通南栗橋行きに乗り、いったん下今市まで戻ることにしました。
(7/2の記事に続く)
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