MAXとき348号、新幹線特急券

「Maxとき348号」新幹線特急券(2階)

今は亡きオール2階建て新幹線E4系による「Maxとき348号」の新幹線特急券です。
2階建ての場合、1階、2階、FL(=平屋席)に分かれ、基本的に2階から売れていく傾向が強かったようです。
しかし、E4系の場合、8両編成のうち、1~3号車が自由席、7、8号車の2階がグリーン車のため、普通車指定席の2階席は、4,5,6号車の3両だけと案外少なく、特に窓側席は意外と取りづらかった印象があります。
この日は比較的ガラガラだったため、当日で余裕で2階席が確保できました。

券面に「2階」と書かれるため、きっぷを見てすぐわかりますが、席番だけでも一応1階か2階かは判別は可能で、

  • 1番~11番は1階席
  • 15番~19番は1階席の車端部平屋席(FL)
  • 21番以降は2階席

となっていて、20~30番台は2階席と覚えておけば間違いなかったはずです。

2階建ての迫力

長岡駅に進入するE4系
長岡駅に到着した「E4系」MAX。オール2階建てはかなり迫力があり、定員増に貢献しました。

7/27の記事より続く)

「トワイライトエクスプレス」が長岡に到着後、上越新幹線に乗り換えです。この場合上越新幹線に対する乗継割引が適用され、「トワイライトエクスプレス」の特急料金が半額になります。

長岡駅でトワイライトエクスプレスを見送ったあと、上越新幹線ホームに上がります。
長岡駅の新幹線ホームは当時東日本大震災による節電が継続中だったために一部照明が落とされ、国鉄末期の簡素化したホームとあわせてなんだか薄暗いですが、入線してきたMaxときはかなりの迫力がありました。

Maxとき側面
MAXときの側面。2階建てならではの上下に座席がレイアウトされた独特の配置です。

早速2階に腰を落ち着けます。
ホームを眺めると2階の眺望がよくわかりますが、発車すると既にあたりは真っ暗。
景色が見えないと2階であっても全く実感がわかないため、これだったらガラガラな1階のほうがよかったかなあ、とちょっと反省していました。

京都から東京まで、「のぞみ」なら2時間ちょいですむところを、「トワイライトエクスプレス」と「Maxとき」の乗継で9時間弱の大回りで帰ってきました。
奇しくも先日大雨で東海道新幹線が運休し、北陸新幹線周りでの利用客が急増したとのニュースがありましたが、北陸新幹線が敦賀まで延伸したら北陸周りの東阪間移動がますます注目されるのではないでしょうか。

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