京王線・井の頭線一日乗車券

京王線・井の頭線が1日乗り放題のフリーきっぷです。販売価格は1000円。
非常にわかりやすい価格ですが、主力?となる新宿~京王八王子往復は820円なのでモトは取れません。主な運賃はこんな感じ。

区間 きっぷ往復運賃
新宿~京王八王子820円
新宿~高尾山口860円
渋谷・吉祥寺~明大前~高尾山口860円

最長でも860円です。そもそも京王の運賃表は自社線内は430円が最大のため、単純往復でモトをとることは不可能です。
このため、京王線内で何度も下車するとか、複数回往復するなどの使い方になってきますね。
券面はよくある1日乗車券の様式。自動券売機で通年販売で通年利用可能です。

デュアルシートがリクライニング

京王ライナー新宿行き
京王ライナーの新宿行き。5000系最新編成が使用されていました。

朝一に新宿駅の券売機できっぷを購入。そのまま特急京王八王子行きで京王八王子に向かいます。
京王八王子で所用を済ませ、駅のホームに戻ると京王ライナーが停車中。5000系ですが、車番を見ると割と最近の編成の模様。となると世界初と言われるリクライニング可能なデュアルシートじゃないのか?と覘いてみました。

リクライニングシート
世界初のロング/クロス座席のリクライニングシート。角度はあまりありませんが、倒せることが重要なのです(笑)

肘置き下のレバーを引いて倒すタイプ。リクライニング角度はそれほどでもありませんが、自由に角度が設定できるのはやはり便利です。
近鉄のL/Cカーが出来たときに技術的課題としてリクライニングができない、というのを文献で見たことがありますが、技術の進歩って偉いものです。もっとも耐久性とかは大丈夫なのか気になる部分ではあります。

ただ、京王のように短い区間だと若干宝の持ち腐れ感が。どっちかというと、横浜~秩父を直通する「S-TRAIN」とかのほうがいいような気もします。

いっそのこと乗車しようか悩んだのですが、このあと「Mt.TAKAO」に乗車予定のため、今回は見送りました。

目立たない「急行」

急行新宿行き
京王八王子駅に停車中の急行新宿行き。急行が緑背景なのは関西私鉄になじんだ身にはわりと新鮮。

しばらくすると、目的の急行新宿行きが入線。
そういえば京王で「急行」ってあまり見ないなあ、と思ったら主に朝夕のみ運転なんですね。
京阪電車並みの影の薄さですが、それなりに速く。5分後に発車する「京王ライナー」に終点の新宿まで逃げ切ってしまうのはちょっと驚きでした。
明大前まで乗車し、ここで折り返し「Mt.TAKAO1号」に乗り換えることに。

さて、今回島根の田舎からわざわざここまでやってきたかというと。このため。

飛田給駅
京王飛田給駅。駅舎には東京ヴェルディのポスターが掲げられていますが・・・
武蔵の森総合スポーツプラザ
味スタではなく武蔵の森総合スポーツプラザへ。Bリーグ観戦のためです。

飛田給駅で下車。
島根のプロバスケットボールチームB1の「島根スサノオマジック」のタダ券をもっていたのですが、なぜか島根のチームが東京の武蔵の森スポーツプラザで主催ゲームを行うことになったので、ここで使うことになったのでした。
耳をダンボにしてまわりを聞くと、サンライズ出雲で上京してきた人がそこそこ。また出雲、米子からの羽田への飛行機も満席で、結構な人が島根からやってきていたようです。

スサノオマジックの親会社であるバンダイナムコエンターテイメントがゲームパートナーのため、ガンダムプラモの配布や、鉄拳の等身大パンダ人形、はてはアイマスのトークショーなどバンダイナムコのIPがごっそりやってきましたが、こんな派手なことができるのは人が多い東京ならではないでしょうか。(島根じゃ絶対無理)

アイマスパネル
アイマスのパネル。トークショーで初めて知ったけど、ゲームのプレイヤーはプロデューサーと呼ぶそうな。(←全くの無知)

なお、イベント開催時は飛田給駅に特急が臨時停車し、大量の観客がさばけるようにやたら広いコンコースをもっていますが、この日は特に臨時停車はなかったようです。
味スタでのサッカーイベントじゃないと止まらないのかな。

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