特急「ゆふ4号」指定券(福岡・大分ごほうびきっぷ)

天ケ瀬から博多までの特急券です。福岡・大分ごほうびきっぷを使用しているため、指のみ券となっています。
以前は天ヶ瀬駅では駅員がいてE-POS端末による指定席の発行が可能でしたが、現在は無人駅となっており、駅員のいたところは観光案内所となっていました。

 

天ケ瀬は穴場の温泉地。でも勇気も必要。

8/28の記事の続き)

日田から特急「ゆふ3号」に乗り、天ケ瀬で降ります。
ここで露天風呂に入ることに。

天ケ瀬駅舎
天ケ瀬駅舎。観光案内所を併設しています。令和2年の九州豪雨の資料なども展示。

駅は川沿いになり、観光案内所を併設しています。
この地域で温泉というと、湯布院、別府の知名度が絶大でほとんどの人がそちらに向かいます。
しかし、ここはこじんまりとはしているものの駅チカの温泉、しかも露天風呂が楽しめます。

天ケ瀬駅をはじめ、このあたりは川沿いに温泉街を形成しています。
以前は川べりに降りて歩くことができましたが、現在は一部が閉鎖されて閉鎖箇所の露天風呂は入れなくなっています。
それでも一部の露天風呂は健在でした。

薬師湯
薬師湯。脱衣カゴと浴槽があるだけのシンプルなもの。女性が入るにはかなり勇気がいります。

薬師湯では、料金箱と脱衣カゴと浴槽があるだけ。脱衣スペースも含めて囲いもありません。
車の中で着替えることもできなくはないですが、駐車場がないため路駐となってしまいます。
入浴料は100円と格安。

もちろん混浴ではありますが、向かいの温泉旅館から丸見えなうえにやや遠いものの橋からも丸見えなので、特に女性が入浴するのは相当勇気がいります。
もっとも水着着用OKなので、水着持参でどうぞ。着替えの問題はありますが・・・

今回入浴したのは「駅前温泉」

駅前温泉の看板
駅前温泉の看板。駅前温泉は文字通り駅すぐなのですが、若干わかりにくいところにあるので、駅を出たらまずはこの看板を探しましょう。
駅前温泉濁り湯
駅前温泉は濁り湯。もちろん源泉かけ流しです。川と温泉の前に実は道があり、車が湯舟の前を通過していきます。。。

駅前温泉は文字通り天ケ瀬駅前になりますが、若干わかりにくいのでまずは看板を探しましょう。
看板に従って降りていけばすぐです。

こちらは幕で覆われているため、比較的周りから見られることは少なく、川のせせらぎがよくわかる温泉です。ただし、水着禁止(多分)のため女性のハードル高し。
脱衣所等は特になく、写真左側にある椅子に荷物などを置いていきます。料金は100円也。
この日はそれほど熱くなく、長湯しても問題ないぐらいのぬるいお湯でした。

しかし8月の三連休に訪問しても観光客に出会いません(笑)
やはり観光客は湯布院に流れてしまうようで、この絶景の駅前露天風呂を、地元の方と2人、途中で1人でぼーっと楽しんでいました。
温泉としてかなりの穴場と言えそうです。

指定席のねらい目は2号車

ゆふ号
天ケ瀬から博多に到着した特急「ゆふ」号。ヘッドマークが「ゆふ」とひらがなになっていました。

天ケ瀬で温泉を堪能し、ゆふ4号で博多に向かいます。「ゆふ」はキハ185系で運行されます。運行開始時は3両~4両だった気がしますが、外国人観光客が押し寄せるようになって満席が続くようになり、2023年1月以降は所定が5両となっています。
コロナ渦のときは2両まで減車していたため、すさまじい回復ぶりですね。

指定席は1~3号車の3両。このうち2号車は元グリーン車のキハ186が連結されています。指定席利用時はここがねらい目でしょう。3号車もキハ186ですが、キハ186自体が4両しかなく予備車がないため、入らないこともあります。
1~6番席が元グリーン席になります。

キハ186内部
キハ186内部。リニューアルされて木を基調とした内装になっています。
元グリーン席
元グリーン席のため、シートピッチが広く、足載せもついています。ただし、登場以来座席を交換したことがないせいか、アームレストあたりにくたびれ感も。

元グリーン席だけあって、座席間隔がかなり大きく、足載せもついています。
このため、豪華な座席だけを求めるのならば「ゆふいんの森」ではなく「ゆふ」の元グリーン席になるでしょうか。

天ケ瀬発車時点でほぼ満席。
もっとも車内の大半が外国人で、外国人の湯布院人気が伺えます。
(逆に天ケ瀬では外国人観光客は皆無でした・・・)

しかしこれらの外国人観光客は久留米で下車。車内はガラガラになってしまいました。
博多に近づけば近づくほど混むと思ってたのですが、外国人観光客は博多まで在来線ではなく、久留米から新幹線利用を当然のように思っていたようです。
ちょっと外国人観光客の動線がわかったような気がしました。

9/1の記事に続く)

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