上富良野駅入場券(北の大地の入場券)

上富良野駅入場券・裏
裏面の紹介は日の出公園。映画「60歳のラブレター」のロケ地でもあったりします。

富良野線上富良野駅の「北の大地の入場券」です。美瑛~富良野間は春から秋にかけてノロッコ号が運行されているとおり、観光客でにぎわう路線です。上富良野駅は富良野盆地の北端に位置し、ここから先、美馬牛、美瑛に向けては峠越えがあります。ただ、このあたりは市町村統合があまり行われなかったようで、他所だと富良野市に統合されそうですが、富良野駅は富良野市、中富良野駅は中富良野町、上富良野駅は上富良野町、そして美瑛駅は美瑛町と市町村が細かく分かれています。

ただし、上富良野町、中富良野町、富良野市はもとは一つの富良野村でした。
一応上富良野町、中富良野町、富良野市、南富良野町、占冠村で合併を模索していた時期もあったそうです。

このあたりは田んぼはなく主に畑作が中心で、北海道らしいというか富良野らしい光景がみられます。

裏面は日の出公園。映画「60歳のラブレター」のロケ地ですが、普通にラベンダーのほうで有名じゃないかな。

ビールととんとろ丼

上富良野駅
上富良野駅に到着するキハH100型の観光用車両(富良野線バージョン)。富良野線はキハH100型に統一されました。

上富良野駅は行違い可能な駅となっており、有人駅です。現在はキハH100型気動車が1~2両で運行されるほか、春から秋に運行される「ノロッコ号」の停車駅になっています。

上富良野駅駅舎
駅舎正面。駅前から十勝岳温泉行のバスが出ています。

みどりの窓口が設置されており、北の大地の入場券はみどりの窓口で購入することになります。朝から15時頃までの営業ですが、日曜・祝日は終日無人なので購入の際は注意。ただ、利用客数的にはみどりの窓口があること自体が奇跡的で、いつ無人化されてもおかしくないかと。
駅前からは十勝岳温泉行のバスが出ていますが本数が1日4本なので、利用の際は要注意。

さて、ここで町歩きをば。

サッボロビール株式会社植物工学研究所
雪に覆われるサッボロビール原料開発研究所の建物。上富良野町はホップの生産が盛ん。

てくてく歩いているうちに目に入ったのが、札幌ビール原料開発研究所。実は上富良野はホップの生産が盛んで、夏にはサッポロビールから「まるごとかみふらの」という事実上の地ビールが上富良野町限定で出るのですが、一応コンビニをのぞいてみたものの、流石にこの時期にはありませんでした。(そりゃそうだ)

味処 新町
味処 新町。小さな建物ですが自衛隊の駐屯地が近くにあって自衛隊の方も訪れるからか、自衛隊の記念品が置かれています。

駅から10分ほど歩いたところにある「味処 新町」どこにでもある町のラーメン屋さんですが、ここの豚トロ丼がうまいらしいと知り合いに事前に聞いていたのでこの機会に訪問。

ちなみに日の出公園はここの近くです。もともとは日の出公園に行くつもりだったんですけど、先に店を見つけてしまったので、こちらに入ることに。ラベンダーのない日の出公園行っても仕方ないし(ちょっと暴言)

とんとろ丼、大盛り
とんとろ丼大盛り。なぜか2段で登場。

とんとろ丼には普通盛り(900円)のほか大盛り(1500円)もあり、えらく価格差あるなあと思いつつ大盛りを注文。
やってきたの2段重ねのどんぶり?

とんとろ丼大盛り中身
要は大盛りになるととんとろ丼が2つ出てくるというしかけ。チャーシューのように煮詰められたとんとろがびっしりとしきつめられ、1つでもかなりのボリューム。2つだと割としんどい。

開けてみると、なんととんとろ丼が2つに。要は大盛りになるととんとろ丼が2つになるということに。
味噌汁とお新香が1つかないので純粋に2倍ではないけど、これだとこの価格差も納得。
なぜか上段はカイワレ大根が乗っていて、下段にはないという違いもありますが(笑)

丼の上にはびっしりと甘辛いとんとろの炙り焼がびっしり。これ一つでもかなりのボリュームですが、2つだとちょっと苦しい人も出てくるかと。もちろん両方ともおいしくいただきました。

上富良野町はビール、かみふらのポークにかみふらのバーガーと何気にグルメが揃っているので、白銀荘で自炊&温泉につかりながら、これらのグルメ食べ歩きも楽しいかもしれないかと。

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