大阪～新潟を結ぶ急行「きたぐに」は通常1日1往復なため、号数がつくことはありませんが、
この日は湖北・敦賀地区の直流化切り替え工事の関係で大幅に時間がずれ、「きたぐに91号」として別列車を仕立てることになりました。
発車時間を見ればわかるように大阪始発が夜の7時台。通常のきたぐにが23時台ですからかなり早めです。
そして早々と敦賀を過ぎて途中で大休止。その後は通常の「きたぐに」のダイヤで新潟に向かいます。
過去にも福井駅高架化の際にやはり大幅な時刻変更があり、このときも「きたぐに91号」として運転されたほか、古い話ですが、国鉄最後の日に謝恩フリーきっぷで「きたぐに」に乗れない客を救済するために急遽「きたぐに」の続行便が運転されたのはあまりにも有名な話です。
この日は実は私ではなく別用で大阪に出ていた妹が乗車していましたが、曰く、「一目でそれとわかる人ばかりだった」、そうです。