「木古内~知内~津軽今別~中小国」乗車券

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木古内駅から、中小国駅までの乗車券です。知内、津軽今別で分割しています。なお、木古内~知内は往復乗車券です。
このうち、知内駅は今年の3月のダイヤ改正で廃止されることが決まっており、3/15以降は信号場に格下げとなります。
また津軽今別駅は新幹線開業後は新幹線駅になることが決定しており、駅名も変わる可能性があります。(現在の仮称は「奥津軽駅」)
そんな曰くありげな?区間を分割で買ってみました。

最初の知内~木古内の往復乗車券は、知内駅が廃駅になる記念?として発売された、常備券スタイルの往復きっぷです。木古内駅で販売。
知内駅はとにかく停車本数が少なく、「スーパー白鳥」「白鳥」が1日2往復停車するのみです。このため、列車のみで訪問するのは面倒で、現実的なのは

木古内8:47(スーパー白鳥22号)8:55知内9:38(白鳥93号)9:46

のパターンでしょう。この場合、先の江差線フリーパスにこの往復乗車券を生かせます。
夜も可能ですが、滞在が3時間もあるうえに夜なので、ちょっとしんどいでしょう。
このほか木古内からバスという手もあり、所要約30分。500円程度。朝6時40分から19時すぎごろまで、1日10往復ほど走っています。

なお、知内→津軽今別、および津軽今別→中小国については、それぞれ両方に止まる列車がないので、これ単体ではどうしようもありません。
単体で使用できない区間の乗車券を発売していいのか?というのは微妙な部分もあるのですが、今回はこれらのきっぷに中小国からの乗車券(後日掲載)をくっつけて使用したので、一応有効なきっぷを繋げて使っていることになります。
なお、中小国~木古内については、きっぷを津軽今別と知内で分割すると通しで買うより安くなります。もっとも知内廃止で分割できなくなってしまいますが・・・

さて、そんな知内駅です。
道の駅(物産館)併設。左隅にぽつんと知内駅の看板があります。
もともと松前線の渡島知内駅が知内の町の中心部を走っていましたが、1988年1月にあえなく廃止。廃止の2年後の1990年7月に、当時の津軽海峡線新湯の里信号場を格上げする形で、現在の知内駅を開設しました。もともと信号場ってこともあり、かなりの町外れになります。このため、まわりは何もありません。
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知内駅に入るとそこが待合室になっており、椅子が並んでいます。
なお知内駅から直接物産館に入ることも可能です。
待合室には「知内駅営業終了のお知らせ」の貼り紙が出ていました。
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ホームは特に屋根はなくふきっさらしでかなり寒いです。しかもホームは仮組み状態でかなり狭いですね。
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知内駅の駅名標。本州側の次の駅は吉岡海底駅。現在は臨時駅として団体のイベント時のみ停車しますが、知内ともども3月14日で駅としては廃止になる予定です。
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ホームに来てたのは私以外は、親子連れ一組と、カメラを抱えた鉄道ファン1人のみ。江差線と違ってかなり静かです。みんな朝の知内往復でやっているのでしょうか。
そのうち、新青森行きの特急「スーパー白鳥40号」がやってきました。これで本州に向かいます。
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海底トンネルの中で、知内の物産館で買ったお菓子を開けてみることに。
まずが知内駅のしりうち鉄道クッキー。たぶん物産館のみの販売だったはず。
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バタークッキーにきっぷや駅名標?らしきものが描かれていました。

もうひとつは知内名物のおっぱいまんじゅう。製造は木古内みたいですが、知内のちょっとかわったお土産として知られています。当然ながら(ん?)2個単位での発売。
町の神木である姥杉にちょうど乳房のようなこぶがあることが由来だそうです。
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開けてみるとこんな感じ。中身は白餡です。
なんか微妙だ。でもお土産としては話のネタになりそうなので、面白いかもしれませんね。
こちらは木古内駅の売店でも売られてた気がします。

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