庄原⇔広島バス&レールコンビパス(芸備線)

庄原⇔広島バス&レールコンビパス
「庄原⇔広島バス&レールコンビパス」です、広島~備後庄原を片道バス、片道JR芸備線を利用するものです。

広島~三次間の片道バス、片道芸備線の「バス&レールどっちも割きっぷ」の三次を備後庄原とし、広島~備後庄原間の片道を高速バス、片道をJR芸備線利用とするものです。

販売価格は2500円。広島~庄原駅の高速バスの往復が4040円、条件限定の往復割引が2700円なので、割とお得な設定です。なお、このきっぷの発売に関しては庄原市が支援しています。
そのせいか発売枚数は500枚と割と少な目。一応12月10日まで発売期間、利用期間となっていますが、それまでに売り切ってしまいそうな気がします。
ネックは三次~備後庄原のJR芸備線の本数が少な目な点ですが、意外と三次で快速「みよしライナー」接続の列車が多いので、それを狙う計画にすれば割とスムーズに利用できるかもしれません。
なお、「バス&レールどっちも割きっぷ」同様、JRの駅では発売せず、広島、備後庄原のバス窓口のみでの販売となります。

で、前回は広島->備後庄原を「庄原ライナー」を使用しましたが、今回は逆方向に備後庄原->広島を直通列車「ノスタルジー」で広島に向かう計画にしました。

庄原ライナーとノスタルジー

庄原駅前フェスタステージ
庄原駅前フェスタが備後庄原駅で行われ、駅前には特設ステージが設置されたほか、出店が行われました。

2023/10/21(土)備後庄原駅前一帯で「庄原駅前フェスタ」が開催されました。
ステージが設置されたり、屋台が出店してたりしてかなり賑わっていました。
自分も備北交通バーガーと備北交通焼き鳥を購入。なんじゃその直球なネーミングはと思いつつ、一本100円の屋台にしてはえらく安い焼き鳥をもぐもぐ。

しばらくすると、人の流れが備後庄原駅構内へ。到着列車のお出迎えです。

庄原ライナー
まず到着したのが臨時快速「庄原ライナー」国鉄色2両で入線。
ノスタルジー
「庄原ライナー」の20分後、「ノスタルジー」が広島から到着。
普段岡山にいる「ノスタルジー」が広島地区に入るのは初めて。

11:03に快速「庄原ライナー」そして11:28に「ノスタルジー」が相次いで到着。2本のキハ47形気動車が揃い、庄原駅ホームではブラスバンド演奏のもと、くす玉が割られ到着を祝っていました。
普段閑散としている備後庄原駅のホームに大量の人であふれているのは年に一度のこの「庄原駅前フェスタ」の時期のみです。

いったん駅から離れ、酒屋で日本酒の試飲など駅前で連動イベントを楽しんだあと駅に戻ると駅前は賑やかなままですが、駅構内はほぼ留置されている「ノスタルジー」目当ての鉄道ファンだらけでした。
編成写真撮ってみるかと、カメラを向けてみてちょっとびっくり。

ノスタルジーちどり
「ノスタルジー」が急行幕を掲出し、「ちどり」のヘッドマークを掲示。
全く予期してなかったサプライズにちょっとびっくり。

「ちどり」ヘッドマークを出して、「急行」幕出してるではありませんか。キハ47のJR西日本タイプの急行幕自体は急行「つやま」でありましたが、「ノスタルジー」での急行幕は自分の記憶する限り初めてだった気がします。

実はノスタルジーの車内に入るのは初めてだったので入ってみました。

扇風機
国鉄時代の扇風機。わざわざ国鉄時代のものを取り付けなおしたとのこと。もちろんちゃんと動きます。

まあ、キハ47自体国鉄時代の車両なので、内装はそれほどいじっておらず、目立つのはモケットを国鉄時代の青系統にしたこと。
あと、テーブルが追加されていますが、キハ58/28系列のテーブルは確保できなかったのか、従来のより小ぶりのテーブルが設置されていました。そしてそこにはきっちりとセンヌキが。

センヌキ
センヌキの正しい使い方。そもそも瓶類を持ち込むこと自体がそうそうないはず。

「ノスタルジー」にはテーブルにセンヌキがあることは事前に知っていたので、駅前フェスタで売られていた地ビール(広島北ビール)の330ml瓶を購入。店員に開けるように言われたものの、丁寧に辞退。車内で早速開栓です。
考えてみるとこのようにして瓶類を飲んだのはいつ以来だろう・・・と思ってたら、10年前に地鉄で同じことやってたわ(笑)

「ノスタルジー」で唯一オリジナル設備と思われるのがこれ

窓向け座席
ロングシートを撤去して設置した窓向け座席。
もちろん「ノスタルジー」オリジナルで、イベント基地に使われる想定だとか。

オリジナル車のロングシートを撤去し、窓向け座席を設置。これは車内販売やイベントの基地としての使われ方を想定している模様。「ノスタルジー」は通常は一般の列車として運行しているため、専用のイベントスペースを作ることができず、このように座席兼用のスペースを用意したそうです。しかし、それでもいかにも昔ありましたのごとく作ってあるなあ。センヌキも用意されてるし(笑)

「ノスタルジー」広島行きはほぼ満席状態で備後庄原を発車。三次まではノンストップ運転です。
流石にこの日のみ運転とあってか沿線の注目度は非常に高く、そこかしこで鉄道カメラマンの姿が。
普段「庄原ライナー」ぐらいしかイベント列車が走らない芸備線ですが、それでも有名撮影地があるのか、ある場所ではカメラの放列が並んでいました。

三次に到着。ここから定期列車の普通三次行きとなって広島に向かいます。
流石に見慣れない列車が来たのか、乗車する乗客や対向列車からの注目度は抜群。同じ車両なのですが色が違うとここまで違うのか、と考えさせられてしまいました。
もちろん沿線のカメラマンも非常に多く、特に下深川~玖村駅の川べりの区間は土手の上から撮影する人多数。

ただ、SLとかはいかにも重い機材を持った鉄ヲタカメラマンが多いですが、こちらは意外とスマホ片手のにわかカメラマンが多いようです。変わった色の列車が来るからせっかくだから撮ってみようってノリでしょうか。

広島駅に到着
「ノスタルジー」は広島駅8番乗り場に到着。到着しても注目度は抜群でした。

途中、トイレの水が流れなくなるトラブルに見舞われますが、それでも「ノスタルジー」は無事広島に到着。
到着後もぷち撮影会状態となっており、やはり1日限りの「ノスタルジー」の注目度は高かったようです。

帰路は庄原行き
帰路は庄原行きの高速バスです。
備北交通便のほか、広電バスの便も乗車可能です。

今回のコンビパスでは広島行きに「ノスタルジー」を使ったため、庄原行きは備北交通の高速バスになりました。
高速バスは広島~庄原間をほぼ終日にわたり1時間に1本運行と便利。庄原市への主力交通機関としての地位を確立したようです。

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