福岡・大分ごほうびきっぷ(ネット予約限定)

福岡県、大分県のJR九州の特急・快速・普通列車の自由席が3日間乗り放題のフリーきっぷです。もっとも鳥栖は佐賀県ですが、フリー区間に含まれてます。(まあ流石にここを外すことはしないか・・・)
インターネット予約「JR九州インターネット列車予約」で乗車7日前に予約が必須で、駅での販売はしません。
指定席も3回まで利用でき、こちらは乗車直前の指定でも大丈夫です。
発売は2023/9/23まで(9/30出発分)。

JR九州のキャンペーン「ごほうび福岡、ごほうび大分」に連動したきっぷで、3日間乗り放題8000円の設定は、博多~由布院のネットきっぷ片道4080円を考えると割とお得です。あとお盆などの繁忙期制限もありません。
指定席3回までが微妙ではあるんですが、「ゆふいんの森」など全車指定席の列車に優先的に割り当て、始発駅からの「ソニック」とは少し早めにきて自由席にするなど、多少やりくりをすればなんとかなるんじゃないかな、と思ったり。JR九州は自由席が多く、最近増加中のネットきっぷが指定席に流れることが多いため、始発から乗れば割と自由席でもなんとかなることが多いです。

逆に割引きっぷがネットきっぷに統一された西九州新幹線のように、指定席満席、自由席ガラガラといった需給バランスが明らかに崩れているところもあります。

ただ、このきっぷ、罠が多すぎます。

まず、サイズが88mmの自動改札機対応サイズなのに、自動改札機が使えません。券面には大きく書かれてはいるものの、自分も最初の1,2回は自動改札に突っ込んでしまい、弾かれてしまいました。これはちょっと理解できないです。
88mmサイズの純粋なフリーきっぷで自動改札が通れないきっぷは珍しく、自分では「こだま花紀行フリーきっぷ」以来かも。

次に引き取りに罠があり、利用開始日初日までに引き取りが必要です。例えば8/28利用開始だと、8/28~8/30までが有効期間ですが、きっぷの引き換えは8/28まで。
有効期間内なのに8/29,30は引き取りができません。この場合、キャンセルということで電話でキャンセルを伝えないといけなくなります。なんて面倒な。

さらに指定席の予約ですが、きっぷ自体はネットで購入なのに、指定席の予約はネットでは指定できず、改札外の指定席券売機のみという、なんか妙にチグハグなところがあります。
これはJR九州のネット予約システムがフリーきっぷの指定席予約に未対応だからではないかと思いますが、実際に遭遇するとなんと不便なことか。
実際はネットで予約した本きっぷを指定席券売機で受け取ったあとその場で指定席予約するのですが、JR九州の指定席券売機は台数が少なく、あっという間に行列ができてしまいます。「はやくしろー」の後ろの行列のプレッシャーの中で指ノミ券を発行するのは割としんどい。

数多くの罠がありますが、最初に述べたとおり価格的にはおいしいです。。。

BRT化直前の代行バス

添田駅
添田駅では、既に日田彦山線BRT「ひこぼしライン」の準備が完了。対面で乗り換えできるようになっています。

「福岡・大分ごほうびきっぷ」は本日8/28開業する日田彦山線BRT「ひこぼしライン」にも乗車でき、自分もそのタイミングで本きっぷを使うつもりでいましたが、どうしても日程があわず、開業前に訪問することになりました。

というわけで、代行バスの起点である添田駅になります。
添田駅ホームは線路は1本のみとなっており、ホームの向かい側はBRT乗り場となっていました。添田駅の駅舎は跡形もなくなり、その跡にひこぼしラインの真新しい専用道路ができていました。これは乗り換えは便利そうです。

ひこぼしラインの車庫
振り返るとひこぼしラインの車庫があります。デビューを待つバスたちが待機していました。

一方、振り返るとひこぼしラインの車庫が。カラフルなバスたちが見えました。JR九州バスが運行するそうで、添田に営業所が設けられていました。

一方、代行バスが見当たりません。
添田駅から道なりに小倉方面に歩いて3分ほどすると、代行バスが見えてきました。

代行バス
代行バスは長期化しているためか、大きくペイントされていました。ただ、この日はほぼ満席状態。

代行バスは小型バスで運行。ただ、この日は18きっぷ客などでほぼ満席状態で発車です。
発車するとほどなく線路に平行した道路を走ります。
歓遊舎ひこさん駅は道の駅「歓遊舎ひこさん」の最寄り駅でしたが、代行バスになってからはその道の駅の中にバス停がありました。BRT化以降は、ひこぼしライン専用のバス停が道の駅内に設置され、そこで乗降するようになるようです。

だんだん山の中に入っていくと彦山駅。ここにBRTのゲートが設置され、ここからひこぼしラインは専用道に入っていきます。

彦山駅
彦山駅。代行バスの停留所が建物奥に見えます。ここからひこぼしラインは専用道になります。

彦山駅はかなり立派な駅舎だった記憶がありますが、小ぶりの待合室と店、キッチンカーが出ていました。どちらかというと簡易版「道の駅」みたいな感じになっており、駐車スペースがたくさん。
今は車の休憩スペースとして活用されているようです。

彦山駅を出ると山中に入ります。

彦山駅からの専用道
彦山駅を出るとひこぼしラインは専用道区間になります。真新しいガードレールが目立ちます。

彦山駅を出ると、BRTひこぼしラインは専用道区間になり、筑前岩屋駅へ一直線に結びます。一方、代行バスは国道500号線~211号線を大きく迂回します。地図にするとこんな感じ。

代行バスは彦山駅から国道500号~国道211号を経由していったん大行司駅の手前まで走り、そこから筑前岩屋駅に向かう大回りルートになります。このため、代行バスでは筑前岩屋駅をスキップする便もありますが、今回乗車した便は筑前岩屋駅に立ち寄ります。
逆にショートカットできるからこそこの区間が専用道区間に選ばれたのでしょう。

栗木野橋梁
代行バスから見た栗木野橋梁。
ひこぼしライン開通後はこの橋の上をBRTのバスが走行することになります。

大行司駅手前で筑前岩屋駅に向かう道に入りますが、その途中で撮影名所として有名な栗木野橋梁が見えてきます。優美な多連アーチ橋として名高く、時期によってはライトアップもされます。
もうこの橋に列車が通ることはありませんが、8/28以降はここにBRTが毎日通ることとなり、新たな撮影スポットとなることでしょう。

宝珠山駅でBRTは一般道に入ります。ここから先はこまめにバス停がありますが、代行バスとBRTでバス停の位置が違ってたりしているのが気になりました。
おそらく事前にリサーチして最も利便性が高そうな位置にバス停を再配置したのではないかと思いますが、果たしてうまくいくか。
夜明駅から久大本線の平行道路に沿って走るようになり、灼熱の熱さの中、代行バスは日田駅に到着しました。

残念ながらBRTひこぼしラインの乗車はお預けとなりましたが、どこかのタイミングで訪問したいと思います。

8/30の記事に続く)

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