北陸鉄道の有人駅では入場券が発売されています。一応駅窓口に掲示してあるものの、あまり目立たないため見落としそうですが、入場券は硬券で発売されています。
硬券なので自動券売機での発売はなく、窓口での発売となります。このため、無人の時間帯は購入できないことに注意。
自動券売機に収容せず、わざわざ硬券を作って用意するあたりは記念用の販売としか思えないのですが、特に宣伝もしていないので、購入していくのは私のような切符マニアばかりなのではないでしょうか(笑)
小児断片があるので、子ども用の入場券はこの断線を切り落とすことになります。
今回は北鉄浅野川線の起点と終点である、北鉄金沢駅と内灘駅で入場券を購入しました。
金沢は地下駅
北鉄金沢駅はJR西日本・IRいしかわ鉄道の金沢駅と接続しています。
もっともJR金沢駅は高架ですが、北鉄金沢駅は地下ホームになります。ただ、JRから北鉄への乗り換えの導線がなく、初訪問時は迷うかもしれません。
JR改札を出て、右手に進み、地下道への入り口を降りると北鉄乗り場が見えてきます。慣れればすぐなんですけどね。
北鉄金沢駅は島式ホームに2つの乗り場がある行き止まり式ホームです。
ただし、データイムは乗り場は一つしか使用せず、もう一つの乗り場では電車がお昼寝しています。
もと京王井の頭線で活躍していた3000系電車を北鉄に移籍させた8000系電車です。ただ、順次元日比谷線03系との入れ替えが進み、来年には全廃予定となっています。
正面2枚窓の湘南スタイルを残す貴重な車両ももうあとわずかです。
暑い内灘で緑のオアシス
内灘駅は浅野川線の終点で、北鉄金沢駅から15分強とそれほどかかりません。
「灘」というからには海岸に近く、内灘駅から先に1km強ほど歩くと、内灘砂丘という海岸沿いの砂丘にでることになります。
当初はその内灘砂丘に向かう予定で歩き始めたのですが、「鉄板道路」といういかにも暑苦しい名前の道路を歩くこと数分。35度超えの気温でなんだか本当に熱々の鉄板の上を歩いている気分になり、断念(笑)
ちなみに「鉄板道路」というやたら物騒な道路の由来は元米軍の試射場があったことに由来し、本当に物騒なところだったんだと感心しきり。
内灘砂丘を断念し駅に引き返そうとすると、交差する道路に平行して緑地帯があることに気づき、立ち寄ることに。
内灘町林帯遊歩道と呼ばれ、緑の中を歩くことができます。
ここに入るとなんだか風がさわやかになった気がしますが、やっぱり木陰と緑の力は大きいのかな、とベンチに座ってしばらく木々のさざめきを聞きながらクールダウンしていました。
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