「しらさぎ62号」指定席券

特急「しらさぎ62号」指定席券(eチケットレス)

「しらさぎ62号」のチケットレスのe特急券です。
一か月前からJR西日本全線で購入できる在来線チケットレスは、通常のe特急券より100円安く、自由席特急券から比べても100円安い価格です。
さらに4/1 よりこのチケットレス特急券は WESTERポイントで優遇されるようになっています。
さて、この特急券ですが、50kmまでが760円。実はこれは、JR東日本の首都圏近郊の指定席特急料金の50kmまでと同額です。

もっともJR東日本の首都圏近郊の特急の指定席はチケットレスサービスで乗ると100円引きのため、実際は660円とさらに安くなりますが、
関西圏近郊のチケットレスは25キロまで600円、50キロまで650円なので、結局のところ似たり寄ったりということになります。

結局毎日の通勤に使う場合、少し前だとライナー券のような300円から500円ぐらいが相場でしたが、今は600円から700円ぐらいの価格帯が通勤利用で使えるところとなるのでしょうか。

最後のお勤め681系

しらさぎ用681系
しらさぎに使用される681系。青帯の下のオレンジ帯が「しらさぎ」用。

さて、「しらさぎ号」ですが、名古屋もしくは米原から金沢を結ぶ特急です。このうち米原発着が51号からとなっており、名古屋発着と号数を分けています。
今回は「しらさぎ62号」ですので、米原行きです。

今回は「西日本4DAYS」を使用した福井から武生までの短距離乗車です。車両は681系。車体にオレンジの帯が入っているのが「しらさぎ」用の特徴です。

681系車内
681系車内。平成バブルの頃の内装が基本そのままです。おそらく北陸新幹線敦賀開業で廃車でしょう。

内装は基本的に登場時のまま。平成初期のバブル景気の頃の名残を多分に残しています。
内装面での後継の683系との最大の違いは、網棚下の照明がついていることでしょうか。このため、683系と比べると車内が明るめになっており、特に夜間はかなり車内の印象が違います。

ただ、リニューアルされた「サンダーバード」用の681系/683系リニューアルされて新しくなりましたが、「しらさぎ」についてはそういった改善は行われていません。流石に30年が経過すると車両の陳腐化は否めず、特に座面がヘタレてしまって座り心地がクッションしない座布団のようにペラペラになってしまってます。
そしてコンセントもない。

おそらく北陸新幹線敦賀開業で廃車になることを見越してリニューアルを見送ったのだと思いますが、開業が当初予定して1年延期になってしまったため、ますます無理して走らせてる感を感じました。
たまたま時間があったので「しらさぎ」になりましたが、なんか同じ車両、同じ料金でこういう格差はなんだかなあ、とは思います。

この記事をシェアする:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です