まりも往復割引きっぷ(行き)+特急「まりも」寝台料金券

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夜行列車往復割引きっぷは、「まりも」の臨時列車化後以降は、「まりも往復割引きっぷ」として継続して発売されました。
価格は据え置きですが、有効期間が6日間から2~3日間と短縮されてしまっています。
これは週末のみ運転だからだとおもわれます。

今回はこの「まりも往復割引きっぷ」にまりも号の寝台料金券を追加して、「まりも」のB寝台で道東を往復しました。今回は根室までの割引きっぷですが、往復割引きっぷには珍しく、釧路で途中下車が可能になっています。

20081011_3 寝台車はほぼ満席でしたが、自由席、指定席はガラガラ。
お盆でこんな状態ですから廃止も仕方ないところでしょう。
5年ほど前、札幌駅の自由席に長蛇の列ができ、乗り切れずに、たまたまつないでた回送車を急遽営業車に変更してさばいてた頃がありましたが、その頃に比べると大きく様変わりしています。

さて、釧路で快速「はなさき」にのりかえ。
2両編成で、比較的ゆったりとした乗客数ですが、かなりスピードが速く、しかも線路状態もあまりよくないとみえ、かなり豪快に揺れます。
それがいっそうスピード感をかきたてます。

釧路を出て5分もたつと原生林の中へ。
このあたりからは北海道の中でも宗谷本線天塩川沿いと並んでもっとも北海道らしい景色が続きます。
トンネルとかはあまりないのですが、荒地や針葉樹林の中、あるいは湿地なんかを豪快に走行します。
厚岸で小休止、ここから先はしばらく湿地帯の中を進みます。
別寒辺湿原のど真ん中を走ります。左右のあちこちに水溜りがあり、釧路湿原の端を通る釧網本線よりもよく湿原の様子がわかります。
ただ路盤がいかにも軟弱そう。

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茶内でしばし休憩。
ここの駅舎内に浜中軽便鉄道の資料が展示されています。
軽く一瞥していよいよラストスパート。
日本最東端の駅東根室は一瞬で通過し、終着駅根室に到着しました。

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