札幌～苫小牧間の乗車券往復割引きっぷに、オプションで追加できる「すずらんオプション特急券」です。
このオプションを追加することで「すずらん」の自由席が片道利用できます。同区間を走る北斗は自由席であっても利用できません。
特筆すべきはその価格。
340円はかなり安いのではないかと思い、比較すると・・・（2023年度で比較）
| きっぷ名 | 普通列車往復 |
|---|---|
| 往復乗車券のみ | 3360円 |
| 一日散歩きっぷ | 2540円 |
| 乗車券往復割引きっぷのみ | 2640円 |
| 往復乗車券+往復自由席特急券 | 5660円 |
| 乗車券往復割引きっぷ+往復自由席特急券 | 4940円 |
| 乗車券往復割引きっぷ+往復すずらんオプション特急券 | 3320円 |
なんと普通に往復乗車券買うより安くなりました。
自由席特急券1150円が340円で済むのが大きく、実際自分が購入した前後の人も往復割引きっぷにオプション特急券をつけていました。
最安は土休日のみ有効の一日散歩きっぷですが、当然ながら特急券追加しても特急は利用できませんし、苫小牧では購入できません。（札幌では購入可能。）
発売は発着駅周辺のみどりの窓口が券売機のほか、「すずらん」車内でも買えます。
「すずらん」車内で乗車券往復割引きっぷを提示すると、車発からすずらんオプション特急券が発行されます。今回あまり何も考えずにみどりの窓口で購入しましたが、よく考えたら車発のトクトクきっぷは珍しいので、次回機会があれば試してみよう。
すずらんから見たエスコンフィールド
特急「すずらん」は5両編成。「カムイ」にも使用される789系1000番台電車で運行されます。
ヘッドマークにはすずらんの花が輝いています。
「すずらん」は沼ノ端にも停車し、そこから加速して南千歳へ。
車内は7割ほどの入りでそこそこ乗っているイメージです。南千歳ではあんまり乗降はなく、ほとんどの人は新札幌・札幌に向かう人たちでした。
千歳線は日本ハムファイターズの本拠地エスコンフィールド北海道の脇を通ります。
確かにここに駅ができればかなり便利。
ただ、なんかデジャブを感じて過去の写真を漁ってみると・・・・
ちなみにアナハイム駅まではロサンゼルスのユニオンステーションから、アムトラックかメトロリンクのオレンジカウンティ線で40分ほど。車なしでも訪問しやすいスタジアムです。
改めてみるとそっくり。。。
大谷翔平選手が日本ハムファイターズから移籍した大リーグのアナハイムエンゼルスの本拠地であるエンゼルスタジアムです。近くにアナハイム駅があり、駅からすぐです。
やっぱり（？）ここに駅を造るべきでしょう（笑）
新札幌での下車は意外と多く半分ぐらいが下車。かなり空いた状態で札幌駅に到着しました。
「北斗」の合間を縫う形で運転されている「すずらん」ですが、「オプション券」利用でこの列車に乗るために時間を調整する価値はありそうです。