乗車券往復割引きっぷでの帯広からの帰りはやはり北海道ネットきっぷの「スーパーとかち10号」となりました。
北海道ネットきっぷの券面を見ると、「特急券のみ45」「4.5割」と割引の数字が目立つほか販売が「電話案内予約」となっています。これは、北海道のインターネット予約サービスが電話予約サービスの発展形としての展開だったため、このような表記になったものと思われます。
夜のばんえい競馬
(1/9の記事の続き)
通常の中央競馬は朝から夕方までレースが行われていますが、帯広のばんえい競馬はお昼1時ごろから始まり、夜7時ごろまでレースが続きます。
当然ながら途中で夕暮れになるわけで、写真のような夕暮れ時のレースもあります。
そして案外知られていないのが夜のばんえい競馬。
北海道の夜は早く、1月だと午後4時にはもう暗くなっています。
そして気温もぐんぐん下がりますが、レースの熱気はヒートアップ。ナイターの照明に照らされたばん馬や、騎手の吐く息が真っ白になって吐き出されます。
とくにばん馬の息遣いはかなりものすごく、頂上についたときの息はこっちもびっくりするぐらいの真っ白な息が見えます。
これは自分にとっても驚きの連続で、馬券は外しまくりましたが力強いばん馬の魅力に馬券予想よりもレースそのものに夢中になっていました(笑)
豚丼!
レースは最後まで見たかったのですが流石に帰りの時間もあるので帯広駅へ。
帰路は北海道ネットきっぷを使用したスーパーとかち10号です。
こちらは同じキハ261系でも現行の新塗装に塗り替えられていました。白を基調にしたデザインで、登場当初はなかなかいい感じに見えたのですが、2024年現在北海道の主力特急型車両として大半の気動車特急に使用されるとなると、なんか平凡に見えてくるのが不思議なところ。
側面のLED表示は「スーパー」って赤文字だったんですね。写真並べてみて初めて気づきました。
車内はガラガラ。まあシーズンオフの夜の札幌行きですから仕方ないといえば仕方ない。でもガラガラだからこそ、周りに気兼ねなく食事をとれるというわけでして。
・・・とまあ今回の夕食は帯広名物の「豚丼」!
帯広高架下のショッピングプラザエスタ帯広に出店している「ぶたはげ」の豚丼です。5年前の2017年に購入時は豚肉6枚載せの「特盛豚丼」で1220円でしたが、2024年は1540円と最近の価格高騰を受けてかなりお高くなっています。
炭火でじっくり焼いた焼き豚は香ばしく、特に何もかけなくても十分味が付いています。また、北海道の肉料理としては脂身が少な目で意外とあっさりしているのも自分的には高評価。
6枚載せは意外とボリュームがありますが、あっという間に完食です。
既に夜になった外を見ると、原野を走行しているようで灯りが見えず最早どこを走っているのかわかりません。
駅の近くでは家の灯りが見えますが、現在位置を推測するのは早々とあきらめ、リクライニングを倒してとっとと爆睡してしまいました。
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