一日散歩きっぷ(道央版・2022年度)

一日散歩きっぷ(道央版・2022年度)
一日散歩きっぷ(道央版・2022年度)

北海道の道央地区の普通列車が土休日に乗り放題の1日散歩きっぷです。
一応期間限定の扱いですが、一部期間を除いて毎年設定されており、登場当初は確か2000円だった気がしますが、2022年度は2540円になっています。

特筆すべきは当日のみ発売であること、また、通常この手のフリーきっぷはフリーエリア内発売なことが多いのですが、このきっぷはフリーエリア内でも札幌近郊のみでの発売となっています。
一時は新千歳空港駅も発売駅になっており、渡道した観光客の定番きっぷでもあったのですが(新千歳空港→小樽→札幌でも十分にモトが取れる。)、
こういう客はおよびでないのか、発売駅からははずされてしまいました。

北舟岡駅の絶景

今回のコースは定番の、千歳駅から千歳線~室蘭本線~函館本線をぐるっと一周するルート。
特に長万部近辺の普通列車の本数が少ないため苦労しますが、それでも一周可能です。

個人的にこのルートで好きなのは、秘境駅で有名な小幌・・・ではなくて、伊達紋別駅のとなりにある北舟岡駅。

北舟岡駅の駅名標
北舟岡駅の駅名標。背後は海。

海に近い駅として有名ですが、特急は通過してしまうため、この眺めを見るには普通列車しかありません。
下車したかったのですが、本数がネックとなったため、ここはあきらめてます。

H100型気動車と倶知安駅

北海道の主力として活躍してきたキハ40形ですが、流石に老朽化が進み故障も頻発してきました。そこで、その置き換えとして登場したのがH100型気動車です。
仕様的にはJR東日本の電気式気動車GV-E400形と同じそうですが、車内レイアウトや椅子など内装的にもJR東日本に近いものを感じます。
今回の1日散歩きっぷの大半(苫小牧~東室蘭~長万部~小樽)はこの車両で過ごしました。

もう一つ気になったのが、北海道新幹線工事中の倶知安駅。
訪問してみると、旧のホームは残されていたものの、仮ホームが作られてそこで発着していました。

H100形と俱知安駅ホーム
H100形と俱知安駅ホーム

既に廃線が決定しているため、それを見越してか思いっきり簡素に作られています。
ちなみに上記の写真の左側乗り場が行き止まり式で小樽方面専用、右側乗り場が小樽、長万部方面共用となっています。
以前乗ったときは外国人客でいっぱいでしたが、コロナ渦の今は1両でも余裕の乗車率。
まあ致し方なしといったところでしょうか。。。

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