急行「つやま」急行券・グリーン券

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急行「つやま」の急行券・グリーン券です。
かつては「砂丘」という急行で、岡山~鳥取間を結んでいました。
しかし、智頭急行経由の特急「スーパーいなば」が登場すると、岡山~鳥取連絡はこちらにゆずり、全廃されてしまいました。

しかし岡山から途中の津山までは流動も多く、さすがに優等列車をなくすのは問題があったため、岡山~津山・智頭間に快速「ことぶき」とこの急行「つやま」が登場しました。
急行「つやま」は「砂丘」の車両(キハ58,28急行型気動車)をそのまま流用しており、自由席とグリーン車指定席で組成。
この急行「つやま」のグリーン車は、急行型グリーン車では最後となるキロハ28が使用されており、ファンも多く訪れていました。

 

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車体は白とエメラルドグリーンの2色。
2両目のグリーン・普通合造車には急行グリーン独特の大型下降窓が残されていました。

最早骨董品となった「急行」ですが、車両の老朽化が激しく、2003年10月にこのキハ58型急行型気動車は引退し、なんと普通列車用のキハ47型気動車に変更になりました。このとき、JR線上から急行型グリーン車は完全に消滅しています。

現在も列車自体はダイヤ上は1往復設定されていますが、現在、津山線の落石事故発生により運休を余儀なくされています。

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「急行「つやま」急行券・グリーン券」への2件のフィードバック

  1. 登場当時は津山から普通列車として智頭まで行ってましたね。すぐやめたんでしたっけ…?

    現「つやま」はデッキありのキハ48ですよ。「砂丘」用車両とともに消滅かなと思っていたのですが、車両を取り替えてまで存続させたのは意外でした。

  2. すみません、キハ48ですね。記載ミスでした。
    「つやま」のためだけにわざわざよそから持ってきたという話を聞いたことがあります。

    智頭行きは登場から2年ほどはあったかと思いますが、津山~智頭間全面キハ120化に伴い、短縮されたと思います。
    しかし、なんで残ってるのかはいまだに謎です。

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