特急「ドーム81号」特急券(2018年)

西武鉄道では「スタジアムエクスプレス」と称して、ベルーナドーム(2018年当時はメットライフドーム)へのプロ野球開始時の観客輸送のために池袋から西武球場前行き特急がプロ野球の試合の日に運行されます。列車名は球場名から?「ドーム号」と名付けられ、1試合あたり1往復運転されます。
定期的にプロ野球観戦専用の有料座席指定列車が走るのはおそらく西武だけではないかと思います。

今回はその「ドーム81号」の特急券です。
ドーム号は試合ごとに1往復ですが、試合開始にあわせて81号~88号まで上下あわせて10通りの運行パターンがあり、うちドーム81号は、13時試合開始のものの列車となります。
試合観戦は前日急遽決め、その場で試合のチケットを購入。池袋駅でドーム号のチケットを買うとシートマップを見る限りガラガラ。あれ?と思いきや、当日乗車するとドーム号は満席。つまり当日購入が多い列車ということなんでしょうか。

池袋駅に停車中の「ドーム号」。
池袋駅に停車中の「ドーム号」。2018年当時はLaviewのデビュー前なのでニューレッドアローが担当。

池袋駅に入線したのはニューレッドアロー。2018年なのでLaviewはまだデビューしておらず、この列車です。(現在はLaviewがドーム号の運用に入っています。)
行き先表示が「臨時」なのが残念。
ただ、この列車なんかラッピングっぽいのですが・・・

側面
ラブライブ!サンシャイン!!のラッピング列車。これは西武線で行われたスタンプラリーのもの。

側面に貼られたラッピングが西武の『ラブライブ!サンシャイン!!』西武線スタンプラリーのPRを兼ねたラッピングトレインでした。たぶんたまたまドーム号に充当されたのでしょう。
ただし、乗客の大半がライオンズのグッズやレプリカユニフォームを着た明らかに観戦目的の人ばかり。その人たちにはこの列車はどのように映ったのでしょうか。
ラッピングは外装だけでなく内部も。

テーブル
テーブルにも「ラブライブ!サンシャイン!!」のイラストが入ります。わからない人にはわからない。

列車は所沢駅で客扱い停車後、狭山線分岐の西所沢駅そろそろと通過しています。ここからは西武球場前まではすぐ。
球場いくのに満員電車のお世話にならないのはありがたい。

関西の人間にとっては西武ライオンズはあまり縁のない球団ですが、自分が育った滋賀県の住民にとっては西武ライオンズは割となじみがある球団です。
というのも滋賀県のびわ湖放送がテレビ埼玉の「ライオンズアワー」を中継していたからで、以前はほぼ西武の主催ゲームをほぼ全試合試合終了まで放送していました。
2000年代に入り、プロ野球の中継自体が減ると、流石にそこまで中継は多くはなくなりましたが、それでもそこそこやっているようです。
ちなみに滋賀県が地盤の近江バスは、西武の子会社だけあってライオンズカラーにレオのマークが入っています。

ただ、滋賀県の人間にとって埼玉県の西武球場はあまりにも遠く(笑)、自分が訪問するのは2度目。しかも前回は西武狭山線初乗り兼渡辺美里のコンサート目的だったので野球のやの字もかすらず、野球観戦目的で来たのはこのときが初めてです。

子どもの頃から割とライオンズには親近感があり特に90年前後のAKD砲(秋山、清原、デストラーデ)の時代をちょうどみていた世代なのですが、メットライフドームに入り、見てみると・・・

秋山と西崎
エキシビジョンは、日ハム西崎と西武秋山の1打席勝負。なんておっさんおばさんホイホイな企画(笑)

試合前に西武秋山幸二氏と日本ハム西崎幸広氏との一打席勝負。うわ、なんておっさんホイホイな企画なんだ(笑)
秋山氏が打席に立つと西武現役時代のヒッティングマーチが流れ、子どもの頃ライオンズアワーで見ていたのと同じ光景が。

ちなみに、日本ハムの西崎幸広氏は滋賀県出身で滋賀県の瀬田工業高校では甲子園出場を果たしています。また、晩年は西武に移籍して主にリリーフとして活躍していました。

まさに俺得な企画でした(笑)

27日の試合
この日の試合のオーダーと点数経過。2018年の西武は山賊打線と言われる強力な打線が特徴でした。

2018年の西武はとにかく打って走りまくる「山賊打線」が特徴。5点ぐらいの差なら平気でひっくり返してしまう強力打線は見てるほうは楽しいです。
この日も初回にいきなり森友哉の満塁弾が飛び出し、球場はお祭りムードだったのですが・・・。

(5/10の記事に続く)

しかし今年(2024年度)のライオンズは、なんというか・・・迫力がありませんね・・・。最下位独走中です。。。

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