てくてくきっぷ

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大阪市南部~堺市を結ぶ阪堺電車の1日乗車券です。路面電車の1日乗車券タイプでよく見かけるスクラッチタイプの乗車券で、利用時に年月日をこすって利用します。
600円なので3回のれば元は取れます。

価格:600円(子ども300円)
発売期間:通年
利用可能期間: 通年
利用:阪堺電車全線が乗り放題。
備考:有人駅、車内でも販売。

さて、乗車日は3/2ですが、前日3/1にダイヤ改正がありました。
特に気にせずに起点の恵美須町駅にいくと、ダイヤ見て愕然。
データイムの運転本数が毎時5本から毎時3本に減らされていました。しかも20分の等間隔ではなくばらばらで30分近く待つ時間帯もできてます。これでは「気軽に乗る」わけにはいきません。
今回減便の対象になったのは恵美須町~住吉間です。このほか、住吉~住吉公園間は朝のみ運転になりました。(その他の時間は近隣の住吉鳥居前停留所を利用)

なかなかショッキングなダイヤ改正ですが、恵美須町で待つこと20分。やってきたのは昭和3年製のモ161型です。モ161型は定期運用されてる鉄道車両ではもっとも古い車両です。

モ165の車体は広告塗装ですが、車体はいかにも古めかしい。
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車内はさらに古めかしく、これが21世紀に毎日当たり前のように走っているというのもまあ驚きでしょうか。ただし非冷房なので、夏場は入らないようです。
今年4/1に導入予定のPiTaPaのカードリーダーも設置され、まだまだ使う気まんまんのようです。
発車すると、地響きのような釣り掛けモーターの轟音が。場合によっては車内放送も聞き取りにくかったりします。
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そんな中、阪堺電車にも新車が投入されました。
超低床の3連接車両の1001型電車です。愛称は「堺トラム」。愛称のとおり、堺市の支援で昨年登場した車両で、登場当初は堺市内のあびこ道~浜寺駅前間のみの運行でしたが、2014/03/01(昨日です。)に第2編成が登場して、天王寺~浜寺駅前間の運転になりました。
天王寺では登場したてとあって、沿線の注目度も抜群。あちこちから写メが。
しかも体験乗車組も多いようで、この「堺トラム」は常に満員御礼。その次の電車は空気輸送だったりします(笑)。阿倍野ハルカスとともに、南大阪のシンボルになっていくでしょうか。
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さて、ひととおり乗ったあとは、外での撮影地探し。路面区間で、かつ交通量が少なくて道が狭いところを探しました。
条件としては阪堺線の紀州街道の東玉出、塚西なんかもいいのですが、1時間に3本に減らされた上に、堺トラムは入ってこないということで除外。
次に、上町線の旧熊野街道沿いの北畠、姫松、帝塚山三丁目あたりを見ると、真ん中の姫松がレトロな駅舎も存在ということで、ここに落ち着きました。

で、姫松停留所を発車する「堺トラム」です。この区間は6分間隔なんで次から次へと電車がきます。
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この姫松停留所もそうですが、阪堺電車は路面区間にも待合室のような駅舎(?)が設置されていることが多いです。(ない駅もあります。)
交通量が少ないのでクルマのジャマも入らず、路面電車の撮影地としては最適かな、と思います。

 

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