北近江・長浜ぐるりんパス

20061230

大河ドラマ「功名が辻」タイアップの「北近江一豊・千代博覧会」にアクセスのためのきっぷとして登場しました。
往復運賃(発地によっては料金も)+北近江一豊・千代博覧会の観覧料金から若干値引いた設定になっています。
つまり、単純にこのきっぷで「北近江一豊・千代博覧会」を見に行ってもトクになるわけです。

このほか、長浜市内の施設(黒壁スクエア・ガラス美術館など)や、高月町の渡岸寺観音堂などがこのきっぷで閲覧できます。閲覧できるのですが・・・・

まず向かったのは高月。
ここの渡岸寺観音堂には国宝の十一面観世音菩薩立像があり、全国的にも有名なのですが、いってみると・・・なかった。(悲)
なんと国立博物館に出張展示しており、ここにあるのは台座のみ(笑)呆然とするしかありません。

気を取り直して隣接する「歴史民俗資料館」へ向かうものの、この日は関西文化の日ということで、入館は無料。
別に損したわけではないのですが、ここも「ぐるりんパス」での入場可能な施設だっただけに、無料はちょっと複雑な気分です。

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その後、長浜に向かい、「北近江一豊・千代博覧会」を見学。会場は3つに別れており、いずれも既存の施設を活用しています。(「曳山博物館」「長浜城歴史博物館」「大通寺」)

3施設とも通常のときに訪問したことがあるので、気にはなっていましたが、内容が大河ドラマ向きになっている以外は、通常とあまり差はありませんでした。

長浜は最近は観光客が増えたほか、住みよい町の全国上位の常連です。
土休日ともなると、黒壁地区を中心に京阪神から観光客がおしよせます。
写真は大通寺門前からみた風景ですが、夕暮れにきれいにはまっていますが、このように地域全体がすっきりとした感じになっています。

この長浜の成功は全国から多数の観光担当者から視察をうけましたが、
その長浜も敦賀直流化によって、観光客の敦賀方面への流出が懸念されており、
観光客の引きとめが課題だそうです。

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