九州新幹線博多~新八代間開通に先立って、九州新幹線の試乗会が行われました。
試乗会の区間は博多~熊本間の片道ですので、帰り(あるいは行き)のきっぷを用意しないといけません。
そんな人のために用意されたきっぷがこの九州新幹線試乗会きっぷです。
今回だけでもなく、鹿児島~新八代間部分開業のときにも同様のきっぷが発売されており、そのときは「新幹線つばめ試乗会きっぷ」という名前でした。
効力は博多~熊本の片道を特急自由席乗車可能で、お値段は福岡市内~熊本の2枚きっぷの半額にあたる2,300円。
片道きっぷながら、どちらからもつかえるのが特徴です。
車体はもはや「のぞみ」で散々乗って見慣れたN700系ですが、白から薄いブルーになると印象が違います。
車体側面にはWESTとKYUSYUのロゴが。
まずグリーン車ですが、「のぞみ」N700系のグリーン車に比べると、薄暗いというか落ち着いたトーンになっています。壁がこげ茶の木目調になっているのも原因でしょうか。
座席は「のぞみ」のN700系に似ていますが、レッグレストがついてるのが相違点。
「のぞみ」のN700系から実績のある、このリクライニングレバーの使い勝手のよさは今回も健在。新しいレッグレストも簡単に引き出せます。
あと気になったのは車内音楽やFM用のジャック。
このN700系では搭載されるのでしょうか。そうなると九州新幹線の番組表が気になります。
普通車指定席はレールスターから引き続いて2×2のシート。
シートはどちらかというとレールスターのシートをベースに、JR九州の木目調をアレンジしたようで、結構重厚感のあるつくりです。
個人的には九州新幹線800系のシートがイマイチしっくりこず、こっちのほうがありがたいです。
こちらは普通車自由席。2×3で並んでいます。右と左でシートの色が違ったり、内装が木目調だったりしますが、座ってみるともう「のぞみ」のN700系の普通車と全く同じです。
なお、コンセントは窓側と壁席にあるのも「のぞみ」と同じ。(指定席も同様。)
さて、試乗会ですが、ノンストップといいながら、実際は各駅に停車していきます。(ドアは開きません。)
景色は防音壁が高い区間が多く、トンネルも多いこともあいまって、あまり楽しめそうにはありません。ここは移動と割り切ったほうがいいと思います。
ただ、新線だけあって、乗り心地はさすがにすばらしいの一言です。
試乗会のドア上の案内LEDの表示です。
列車名が「試乗会1号博多行き」も笑いましたが、英語名の「This is the TEST RIDE EVENT superexpress No.1 bound for Hakata」の表示には大笑いしてしまいました。
確かに試乗会を直訳すると「TEST RIDE EVENT」になりそうですが、列車名にしてしまうとは。
コメント
ブログの書き込み感謝です。
自分は6月以降位置登録で奄美大島行くときに使う予定です。新鳥栖に車停めるかは未定です。
掲示板で過去書いた通り朝日山の麓の田んぼに造った新鳥栖は佐賀県民として気になるとこです。
水戸岡さんのデザインが反映されてるの思うので楽しみにしてます。
やっぱり新鳥栖に止めたほうが楽じゃないかなあと思います。
新鳥栖駅近辺の道路事情はあまり詳しくないのですが・・・
新鳥栖駅付近に国立ガンセンターが建てられるそうです。
道路事情としては県道17号と県道31号を結ぶアクセス道路に面してます。悪くはないんですが渋滞も頻繁です。
県道17号は福岡県の一部と言っていい状況です。佐賀県が福岡県に入り込んでいるとこですから。
以上の理由で新鳥栖に集約とは行きません(苦笑)
やはり久留米のプライドがあるんでしょうね。
佐賀県に負けたくないとか!?
久留米の繁華街は西鉄久留米なんですがね。
まあ新横浜も新大阪も最初は何もなかったので、
今後の発展に期待・・・しましょう。