特急「あまぎ」特急券・グリーン券

2012年3月に、高崎方面からの伊豆方面直通特急「上州踊り子号」と東京~伊豆方面の臨時特急「あまぎ」号が運転されました。今回はその臨時特急「あまぎ号」の特急券・グリーン券ですが、ちょっと変な感じになっています。

もともと熱海→品川間で特急券、グリーン券を購入。なんで品川かというとわかる人にはわかるかと思いますが、グリーン料金が一段階下がるからです。
ところが出発間際になって河津桜がまだ見られることが判明。というわけで熱海から河津に変更。これだと品川でも東京でも料金が変わらないので、急遽クリーン券の区間を河津→東京に変更しました。

ところがグリーン車の窓側の他の席は既に満席。
でも10番A席の河津→熱海、品川→東京間が空いていたので、原券を生かすことにしました。

本来ならば席をマルスに戻して再度発行してもらうのが普通ですが、その場合、戻した隙に取られる可能性があります。

そこで、まず熱海→品川は原券の席が確保された状態のまま、指のみ券(金額が入っていない、座席番号だけ記載された券)を発行しました。
席番入力といわれる操作で、一度確保した指定を再度発行できます。しかし、これはダブルブッキングや誤取消の原因にもなるので、取り扱いには注意を要します。(この操作のため、熱海→品川の指定券の右下に○席のほかに、券番の横に「席」の文字が入っています。)

さらに熱海、品川の前後も指のみ券で繋げます。
こうして発行された指のみ券3枚と、さらに河津→東京の席指定のない特急券・グリーン券を発行して、セットとして利用することになりました。

ところが最後の河津→東京の席なし特急券が・・・これがうまくいかない。どうやら社線またぎの席なし特急券がマルスで出ないようです。
で、結局は席なし特急券・グリーン券が料補(料金補充券)となってしまい、マルス券での指のみ券とのセットになってしまいました。

そんなに難しい注文をしたつもりはなかったのですが、結果的にかなり時間がかかってしまったようです。

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さて、肝心のあまぎですが、「踊り子」と同じ185系電車ですが、塗装がかつての157系を彷彿とさせます。(といいつつ、私も157系をナマでは見たことないのですが。)

サイドはグリーン車はこんな感じ。結構雰囲気あるかも。
できれば窓枠下にグリーンのオビを入れて欲しかったかも。

一方、普通車はこんな感じ。

もっとも内装は「踊り子」のまんまなので、乗ってしまうと、あまり「踊り子」との区別はつきません。(笑)

なお、「あまぎ」では、D型硬券による乗車証明書が配られていました。

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