国鉄がJR化後、JR各社は自社内のとくとくきっぷを出すようになりましたが、これはフリー区間にJRがまったくからなまい「比叡山ケーブル＆バスきっぷ」です。
どうも企画券口座ではなく、イベント券口座で発行していたようで、企マークがありませんし、書式もイベント券に準じています。
通常はこの手のきっぷを出すことはないS-POS端末設置駅でも販売されていました。
京都駅～（バス）～比叡山ホテル（現在のロテル・ド・比叡）～（バス）～延暦寺バスセンター～（バス）～比叡山山頂～（バス）～横川、
ケーブル延暦寺～（ケーブル）～ケーブル坂本～（バス）～叡山駅（現在の比叡山坂本）
と抜けるきっぷで、このうち、比叡山ホテル～横川がフリー区間になります。
比叡山観光に便利なきっぷで、利用者も結構いるようで、現在は「比叡山ケーブル＆バス回遊券」として、価格は改定されているものの、イベント券扱いで販売されています。
もっとも現在はごく一部の区間を除き、「スルッとKANSAI3daysチケット」で乗車できるので、このきっぷよりも3daysチケットを使ったほうが便利な気もします。