道南フリーパス

20061113

全九州フリーきっぷで紹介したツアーのクーポン扱いのフリーきっぷ北海道版です。
九州と異なり、北海道はきっぷの券面に旅行会社のツアーブランド等が表示されているのが特徴です。
ただし、道南フリーパスのフリーエリア自体は旅行会社によって違いはありません。

フリーエリアは函館~長万部~苫小牧~札幌~小樽と日高本線静内以北、新千歳空港、室蘭となっており、海峡線や函館本線の山線(小樽~倶知安~長万部)は乗車できません。
このあたり似た性格の周遊きっぷ「道南ゾーン」とは明らかに違うので、注意が必要です。

また、原則として特急指定席まで乗車可能なので、あらかじめみどりの窓口で指定券を発行してもらうことになります。

価格は2日間で9,000円程度。周遊きっぷ「道南ゾーン」、スーパー前売りきっぷ等と比べるとやや割高感があります。
しかし、指定席OKなのは登別等途中駅乗車の場合は威力を発揮しますし、函館~札幌のRきっぷは得割でも10,000円であることを考えると、悪くない選択肢ではないかと思います。
このきっぷが一番生きる使い方は途中登別や伊達紋別などで温泉に入りつつ、函館と札幌の間を往復するような使い方ではないかな、と思います。

謎なのは有効期間表示で、日付記入を手書きで行います。
最初日付欄を空欄で渡され、「おいおい、これはマズイんではないかい」と
再度駅に申し入れ、日付を入れてもらいました。
日付を手書きで記入するタイプは自動改札が通れないはずですが、これは普通に通れます。
ということはきっぷに有効期間情報が書き込まれているわけで、だったらなぜ日付は手書きになってしまうのでしょうか・・・?
総販システムだからかもしれませんが、だからといって日付を出せないわけがないので・・・
このあたり不思議です。事情をご存知の方おられますでしょうか???

 

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「道南フリーパス」への1件のフィードバック

  1. ツアー名常備

    ツアー名常備
     再び常備券の乗車票です。前回取り上げたものが標準的な様式でしたが、これはご丁寧にJTBのロゴや「エースJTB」といったツアーブランドのロゴまで印刷されています。さらに区間や列車名までも…。
     たぶん千歳空港まで飛行機を利用したパックツアー…

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