スーパー前売りきっぷ

20080122

JR北海道が期間を限定して販売する北海道全線の特急が乗り放題のフリーきっぷです。
2日間有効で10,000円。指定席も4回まで利用できます。(購入時に指定してもらう必要あり。)

全線乗り放題系では格安のきっぷで、JR北海道を乗り回すにはこのきっぷを発売するころをねらうといいと思います。
難点はほとんどの利用期間が平日に偏っていることです。しかし、たまに土日の利用期間もありますので、うまく情報収集することです。平成19年はJR発足20周年ということで土日の利用期間が増え、比較的利用しやすかったのではないかと思います。

20080122_2jpg さて、今回はこのきっぷを使って遠軽~上川を各駅停車でクリアしてみました。
特急利用可なのに普通列車というのも妙な話ですが、この区間のうち、白滝~上川間は各駅停車が1日1往復という、乗り鉄泣かせの難区間として知られています。
青春18きっぷで利用すると、前後のつながりがいまいちなので、前後は特急でつなぐとして、この区間だけ各駅停車に乗りたかったので、こういうルートになりました。

遠軽16:26発の普通列車旭川行きはキハ54、キハ40+混成の堂々の4両編成。車掌も乗務です。
どうも車庫への回送もかねている・・・というか、車庫への回送ついでに客も乗せているというのが本当のようで、客は地元客が10数名。鉄道ファンが数名。

白滝までに地元客はすべて降り、ここから客層はすべて鉄道ファンになります。
上白滝~上川間は34kmあり、日本で2番目に駅間距離の長い区間として知られています。
34kmというと東京~大宮ぐらいの距離に相当します。
この区間を1時間6分かけて走ります。昼間の普通列車でこんなにドアが開かないのも珍しいかも。もっとも途中の上越信号場(かつての上越駅)で20分程度の行き違い待ち停車があり、この間にオホーツク5号を待ちます。

なんともスケールの大きい列車で、乗り鉄には一度体験しても面白いかも。
余談ですが、丸瀬布のいこいの森のSL「雨宮21号」乗車の後、1日4本ある丸瀬布行きバスに乗ると、この旭川行きにちょうど接続するので、SLと掛け持ちが効率いいかも。

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