札幌~稚内を結ぶ夜行特急「利尻」については、「利尻」の寝台指定券 、「利尻」寝台料金券 と過去に2度紹介しました。惜しくもこの列車は今年の3月に廃止されましたが、今年の夏の期間中は「はなたび利尻」として運転されました。
編成は「利尻」時代と大きくは変わらず、キハ183系に14系を挟み込んだ編成。また「利尻」時代から夏季に連結があった「お座敷車」についても「はなたび利尻」にも連結されるようになりました。
列車名は「はなたび利尻」です。しかし、券面を見ると、お座敷車両のみはきっぷの券面は「はなたび利尻座敷」と列車名が違う名前で表示されます。
お座敷車両は真っ赤な車体で、以前紹介したお座敷摩周 で出てきた車両と同じです。
お座敷摩周は掘りごたつ式になっていましたが、「はなたび利尻座敷」は一面が畳敷きになっており、毛布と枕が用意されて横になって眠ることが可能です。
寝台扱いではなく、通常の指定席扱いので安価に横になって眠ることができ、「はなたび北海道フリーきっぷ」や「ぐるり北海道フリーきっぷ」等でも利用可能です。
さすがに横になれるだけあって、座席車よりもかなり眠りやすいですね。
南稚内手前の利尻富士は若干ぼやけて見えます。夏場は見える確率が増えるものの、かすんで見えることが多いようです。
稚内到着後、稚内から利尻・礼文島へのフェリーが出ているので、私は礼文島にわたりました。
島について散策するとこのように昆布を干している家がたくさん。これがかの有名な「利尻昆布」になるのでしょうか。
バスで移動して桃岩遊歩道を散策、下の写真のようにまさに「はなたび北海道」を肌で感じ取ることができます。
またここから利尻富士を眺めることができるのですが、あいにく利尻島は雲に覆われており、利尻富士は見ることはできませんでした。
夏の稚内に来たからには利尻島、礼文島にいくことをお勧めします。1日で両方いけなくもないですが、
さすがに勿体ないと思うので、各島に1日ずつ滞在したいところです。
コメント