500系新幹線懐鉄特急券

「500系新幹線運行開始25周年記念」西日本懐鉄料金券

JR西日本が最近展開している「懐鉄乗車券」のうちの一つ、
「500系新幹線運行開始25周年記念」の自由席特急券です。
新大阪->博多までの自由席に1度乗れます。(乗車券は別途必要)
常備軟券スタイルで、自動改札は当然のことながら通れません。
価格は新大阪~博多の自由席特急料金と同額ですが、通販の場合送料530円がかかるため、その分割高となります。

JR西日本の通販サイト「DISCOVER WEST MALL」限定販売で、駅での大阪駅でのイベント発売のほかは原則ありませんでした。

きっぷ・表紙
きっぷの表紙です。500系の先頭車を上から見たようなデザインでしょうか。ブルー系統にまとめられています。かなりスタイリッシュ。

表紙はかなりスタイリッシュ。画像は黒ずんで見えますが、実際はもう少し鮮やかなダークブルーで、この曲線が500系の先頭車をイメージしたものと一目でわかります。

きっぷの中身。
開けると500系の走行写真と、切符ホルダーが。JR西日本であっても、500系であっても走行写真に富士山は欠かせないのですね(笑)

中身は500系の走行写真ときっぷホルダー。簡単な500系の略歴が記載されています。
改めて見てみると「のぞみ」として走っていた期間より、8連化されて「こだま」として走っている期間のほうが長くなり、月日が経つのは早いもんだと感慨にふけってみたり。
今や当たり前となった300km/h走行ですが、500系登場時は300km/hに到達すると、運転室がアナウンスが入っていました。

画面内を列車が走る

このきっぷはある特殊なしかけがあり、きっぷの券面に記載されたバーコードを読み込むと専用サイトに遷移します。

ARサイト
どこでも500系、ARサイト。

このサイトでは、スマホのカメラ機能を用いてきっぷを読み込むと500系新幹線が画面上に現れるしかけです。具体的にはこんな感じ。

カメラ読み込み
サイトを通してカメラを起動し、きっぷのスキャンを行います。
ARカメラ
するとカメラの中に500系新幹線が走るように。そのまま撮影も可能です。

スマホカメラ内に、500系新幹線が走行するようになりました。写真は上から見た構図になっていますが、360度回転が可能で、サイドや下からのアングルも可能です。ただし、車両は先頭車1両のみでなんか中途半端な感じ。
この手のARカメラは最近割と流行りで、あちこちで見かけるようになっています。

さてきっぷ自体は、なぜか無効印も入鋏印も入れていませんが、実使用済です。
というのも京都駅で乗車券と、京都~新大阪の新幹線自由席特急券で入場し、「ひかり531号」に乗車。この「ひかり531号」は京都から博多まで後続の「のぞみ」「みずほ」に抜かれない速達タイプの「ひかり」で、自由席5両なので着席も余裕。
博多の改札口では、乗車券と京都~新大阪の新幹線自由席特急券は回収されましたが、なぜかこのきっぷには何も押されずに返却され、まっさらな状態のまんまになっています。無効印を押すのが面倒だったのでしょうか・・・?

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