奈良・斑鳩1dayチケット

20080523

「奈良・斑鳩1dayチケット」です。
スルッとKANSAI導入各局では、このSFシステムを利用したフリーきっぷを多数出しています。
大別すると、自社線内フリー乗車タイプと、共通のゾーンフリー乗車+自社内フリー乗車タイプに分かれ、この「奈良・斑鳩1dayチケット」は後者にあたります。

スルッとKANSAI各局の自社エリア(今回は京都市営地下鉄)と奈良地区の近鉄線、奈良交通NCバスが1日乗り放題です。値段は発売エリアによって異なり、京都市営地下鉄乗り放題で1,600円、阪急電鉄・大阪市交通局乗り放題で2,000といった感じです。

20080523_2 もっとも「奈良地区の近鉄線、奈良交通、NCバス」と言ってもエリアはかなり広く、近鉄線は京都、生駒、上本町、難波をフリーエリアに含み、奈良交通については、奈良市内はもとより唐招提寺や法隆寺近辺もエリアに含まれており、とても1日では回りきれません。
なのでこのきっぷを使う場合は、エリアマップに惑わされずにエリアを絞って回る必要があります。

(もっとも京都や難波がフリー区間なのは、他社線の接続をしなければならない、という事情もあります。)

さて今回は奈良地区・・・というよりも生駒山に向かいました。
生駒ケーブルもフリー区間に含まれています。
生駒ケーブルはケーブルカーとしてはかなり異色の路線で、ケーブルカーでは珍しい複線(単線並列で普段は片方のみ運転)、そして沿線は住宅地で写真のように住民が踏み切りをわたります。
また朝夕は通勤通学路線としての顔を持ち、ラッシュ時は通勤客を満載して上り下りします。

そんなケーブルカーですが、車両は遊園地に向かうようなかわいい車体。
これに乗って通勤通学するんですから、すごいギャップを感じます。

なお、ケーブルは途中の宝山寺で乗り換えます。
こちらは本格的な観光鉄道で終点の生駒山上には生駒山上遊園があります。

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コメント

  1. 奈良・斑鳩1dayチケット

    平成19年度版の奈良・斑鳩1dayチケットを紹介します。
     
     
    以前紹介したものと、特に大きな違いはないように思われます。
    今回は、天王寺の市営交通案内所で購入し、領収書を頂いたのですが、
    この領収書がA5相当の大きさで、思わず「でかっ!」と言って…

  2. なにわ より:

    ご存知の方も多いと思われますが、このきっぷ、近鉄側からでも使用開始できます。
    もっとも安い京阪を愛用しています。
    年に何回か
    近鉄某駅と日本橋、淀と往復するのに使っています。
    この連休中も、出町柳、淀、桃山御陵前と一日三往復してしまいました。
    コストパフォーマンスがいいのは南海版で、同社は高野山にしか発売していないので、奈良-和歌山市を単純往復するだけでもとがとれます。もちろん、難波で買っています。

  3. ぱーぱー より:

    基本的にスルットKANSAIのこの手のきっぷには
    下車前途無効とかいう概念はありませんからねえ。。。
    利用できる区間はすべて乗り降り自由になってしまいますね。