ときわ路パス

20060415

「赤塚(偕楽園前)→日立」自由席特急券で使用した乗車券がこれ、「ときわ路パス」です。
以前は知る人ぞ知るトクトクきっぷでしたが、かなり知名度も上がってきたようです。
2000円で茨城県内の鉄道線がほぼ乗り放題。特筆すべきは大半の私鉄も可能というところで、関東鉄道、鹿島鉄道、鹿島臨海鉄道、茨城交通が該当しますが、フリー区間全部正規運賃で乗ろうとすると、それぞれ片道のみで3860円もかかるだけに、乗り鉄派にとっては嬉しいきっぷではないでしょうか。

取手できっぷを購入し、そのまま関東鉄道へ。
関東鉄道はロングシートのディーゼルカーで、大都市近郊の電車的なイメージ。関東平野を淡々と進むために景色の変化に乏しく、乗っていると眠くなりますが(笑)、下館付近までくると大都市近郊というよりは、いつの間にか田舎になっていました。

時間の都合で茨城交通はパスして鹿島臨海鉄道へ。
こちらは高架の比較的最近できた路線っぽいですね。茨城って平坦なイメージがあったのですがトンネルがあったり丘陵を越えたりするのは意外でした。

20060415_2

鹿島臨海鉄道を新鉾田で下車して、鹿島鉄道の鉾田まで歩きます。
約3km、しかし道案内がないので、土地勘のない人は迷子になりそうで、タクシー使ったほうがいいかも。

さて、鹿島鉄道ですが、こちらはえらくローカル色が強いですねえ。
鉾田はいかにもローカル線の終端駅なイメージですが、駅そばやってたのが意外でした。
車両も第三セクターでよく見かけるようなレールバス。関東近辺でここまでローカルムードが出ている路線があったのは意外でした。
沿線もローカル線そのもの。線路状態もあまりよくないので恐ろしく揺れます。。。。

鹿島鉄道で気になったのが「かしてつを救え」のポスターがあちこちにあることと、沿線でやたら撮影をしていた鉄道ファンを見かけたこと。
気になって家に戻ってからネットで調べると、鹿島鉄道の存廃問題が出ていたのですね。
これは知りませんでした。

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