かもめ71号の九州ネット早特3です。前回は九州ネット早特7を紹介しましたが、普通車指定席しか設定がない九州ネット早特7にくらべ、こちらはグリーン車の設定があるため、グリーン車を選択しました。
早特7と比べると明らかに券面が違います。早特7では、〇企マークがついてたいかにも割引きっぷのような体裁ですが、こちらは「乗車券」(A券)と「特急券」(B券)に分かれた形になっており、それぞれ価格が設定されています。
割とこの価格は重要で例えば特急が2時間以上遅れた場合は特急料金払い戻しになりますが、この早特3では、B券の「特1,120」の部分が特急料金に相当し、この部分が払い戻されます。
一方、早特7では「特払」に記載された金額が特急料金の払い戻し額になります。
そのほか早特3は発券すると指定席の変更ができないのは早特7と同じですが、乗車券は有効期間2日あるため、必ずしも当日ではなく2日以内に乗車すればいいことになっています。(ただし、変更はできないため、該当の列車・座席以外は特急料金は別途必要)
同じ早特でも券面違えばルールも違うことがよくわかりますね。
時刻表に載ってない?
かもめ号は基本787系が好きなのですが、乗車しようとした12時頃は885系のオンパレード。
手持ちの時刻表7月号の臨時列車欄にも特に該当時間帯に臨時列車の記載はありません。
コロナ渦とはいえここまで寂しいとは・・・。
885系で我慢するかと思ってJR九州ネット予約を開くと、8/20に12時15分発にかもめ71号の文字が。しかもDXグリーン付きということは787系です。
???
原因はすぐに判明。
6/21にJR九州が臨時列車を追加設定するとプレスリリースを出していたのです。
時刻表の発売は前月下旬ですから、6月21日発表のニュースリリースが時刻表7月号に反映されるわけがなく、本数少ないと勝手に思い込んでしまっていました。
最近のコロナ渦では機動的に列車を増やしたり減らしたりすることが多く、紙の時刻表に間に合わないことがよくあります。
頭ではわかってはいたものの、紙の時刻表に見事に騙されてしまいました。
今後は列車の確認にはネット併用が必須ですね・・・。
長崎本線で最後の活躍415系
博多駅に着くと、なんかやたら鉄道ファンが多い。何事?と思ってたら、彼らの目的はこれでした。
そういえば西九州新幹線開業目前に、数少ない415系のクロスシート車で長崎にいくツアーがあったなあ、とその列車でした。
列車が入線すると、鉄道ファンがホームの端から端まで走って撮影タイム。
ホームで走るのはやめましょう。
この団体列車はかもめ71号よりも先に出発。
かもめ71号は鳥栖で追いつきましたが、客層みるとほぼ100%鉄道ファンっぽい。(そりゃそうか)
787系のグリーン車
さて、目的のかもめ71号ですが、787系グリーン車です。
他のJR同様、幕式の方向表示はLED形式に変更されている例が増えてきましたが、これもそんな表示になっています。
この方向表示とも間もなくお別れですね。
内装はJR九州標準の2+1のシート配列。背もたれが途中で折れ曲がる独特のシートもそのままです。
さて、このグリーン車。最近の車両には当たり前のある設備がありません。さてなんでしょうか?
コンセント!
着席したあと、いつもの癖?でコンセントをしばらく探し回っていました(笑)
そういやグリーン車でコンセントがない車両ってほとんどないはず。
豪華な内装でJR九州の看板特急だった787系ですが、30年前はなくて当然だった車内コンセントが、今に至るまで未設置というのはちょっとなんだかなあと思ったりします。。。
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