きらきらうえつは前回も紹介したとおり新潟~酒田間をメインに運転される臨時快速で、週末は象潟まで延長運転されることもありますが、2011年夏にはさらに区間が延び、羽後本荘まで延伸されました。
今回はその「きらきらうえつ」の指定席券です。
本荘公園で開催されているB級グルメのお祭りを引き上げ、近くの「鶴舞温泉」で汗を流すことに。
入浴料は500円。
やや内陸部の温泉ですが、しょっぱい塩化物泉というのは意外でした。
土曜の昼下がりだからか、ガラガラ。小さな露天で一浴びしたあとはキンキンに冷えた生ビール・・・真昼間からおっさんモード全開です。
祭り期間限定の無料のシャトルバスで羽後本荘駅に戻ると、「きらきらうえつ」は既に入線していました。
向かいの乗り場では由利高原鉄道の気動車が停車中。
どうやら同時発車のようで、14時50分、一足先に由利高原鉄道が発車しました。おいかけるように「きらきらうえつ」も発車。
最初こそ気動車が先行していたものの、さすがに電車の加速力は半端ではなくあっという間に抜き去ります。
象潟までは事実上各駅停車で、全駅に止まります。利用客はガラガラ。
象潟と酒田で客が乗り込むものの、窓側が埋まる程度の混雑率でした。
なお、2号車のラウンジは酒田以南で営業です。
快調に新潟に向けて飛ばしますが、ここで問題は新潟水害の行方。
7月末に新潟県・福島県を中心に集中豪雨が遅い、只見線、磐越西線などが長期運休を余儀なくされています。
7/29までは上越新幹線以外は新潟の交通網はほぼ壊滅といった状況でしたが、7/30になると新潟以北は運転できるようになっていました。
写真は白新線の阿賀野川を渡るところです。
大雨のために凄まじく増水しており、まるで水の上を走行しているような錯覚を覚えました。
新潟に着くと、信越本線は運転のめどがたたず、また越後線はとりあえず内野まで運転再開の準備と言う状況でした。
本日はその日のうちに長野まで行く必要があり、普通だったら「きらきらうえつ」から「くびきの」に乗り換えて新井から普通列車で長野に向かおうと思ったのですが、まあ「くびきの」は間違いなく運休でしょう。
最悪新幹線高崎経由も考えましたが、さすがに費用が嵩みすぎます。
そこで直江津以南は運転されているとの情報を得たため、新潟から水害から復旧したばかりの高速バス高田行きに乗り、高田から長野に向かうことになりました。
高速バス高田経由直江津行きはほぼ満席の客を乗せて新潟を出発。
途中燕三条ICは水害のため閉鎖とあったので、燕三条付近からちらりと外を見ると高速への取り付け道路が完全に水没していました。。。
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