羽越本線のリゾート快速「きらきらうえつ」の指定席券です。
新潟～酒田間（一部延長あり）を週末を中心に運転されています。
もともと特急用で作られた485系を改造して登場した専用のリゾート列車で運転されます。
そのため走行性能は特急のままで、所要時間も同区間を走る特急「いなほ」と大差ありません。
2号車はミニビュッフェがついたラウンジ車両で、沿線のお弁当や地酒などを販売、そこで購入してラウンジで日本海を眺めながら食べることができます。
普通車両もハイデッキ構造のリクライニングシートを装備。
これでいて快速列車ですから、かなりおいしい列車ではないでしょうか。
この日はあいにくの雨でした。
しかも車内はガラガラ。1車両あたり数人といった感じでしょうか。
乗車後、ビュッフェに直行。そこで、日本酒つきの駅弁「酒楽弁当」を購入。
がらあきのラウンジに移動して、ハイデッキの窓から、おつまみ（？）を食べ、日本酒を飲みながら日本海を見るのは、限りなくおっさん至福のときではないでしょうか。
村上手前で真っ暗になり、普通客室に移動。
そこからはリクライニングシートでのんびりですが、村上過ぎてから、地元客が次々と乗車してきます。
どうも前後に列車がないらしく、「きらきらうえつ」に飛び乗ってくる様子。
車掌は駅停車ごとに車内を巡回して、指定席券発行に精を出していました。
設備、スピードともに快速ではトップクラスの「きらきらうえつ」は青春18きっぷで乗れる列車の中では、かなりおいしい部類になるのではないかと思います。