東北新幹線の盛岡以北は「やまびこ」が走っておらず、「はやぶさ」「はやて」のみとなり、全車指定席となります。
かつては、自由席付の「はやて」がありましたが、現在は全列車全車指定席となっています。しかし、盛岡~新青森~新函館北斗間については、特定特急券が発売され列車の空席に座ることが可能です。
以前「はやて」の特定特急券を紹介しましたが、現在は「はやぶさ」の特定特急券となっています。なお朝晩運行されている「はやて」号も乗車可能です。
券面は独特で「はやぶさ号」とだけ記載され、時刻は空欄になっています。
ちなみにかつての寝台特急「はやぶさ」も券面表示は「はやぶさ号」となっており、同じ表示です。
特急料金は通常期の新幹線指定席の特急料金から530円引き。年中同額です。
なお、この特定特急券はえきねっとでは買えません。えきねっとで買おうとするといくらがんばっても指定席しか出てこないのです。
ネット購入は何が何でも指定席に乗らせようとするJR東日本の魂胆が見えてきそうです。(多分違う)
紫帯の新幹線
(6/25の記事から続く)
弘前で一泊し、翌日はやや早起きして新青森に転進。そこから新幹線「はやぶさ10号」で盛岡に向かいます。
新青森駅の待合室で朝食を取り、はやぶさ10号の入線案内が入ったのでホームに上がります。
入ってきたのはすっかりおなじみになったE5系・・・ではなく、JR北海道のH5系です。紫帯が目印です。
H5系での運用は決まっており、東京方面が「はやぶさ10、28、42号」新函館北斗方面が「はやぶさ95,21,39号」「やまびこ223号」です。H5系は全座席にコンセントがついているのが確定しているため、この列車を選べばダイヤ乱れがなければコンセント確定ですね。
E5系とH5系ですが、性能や座席は同じですが、外観、内装はかなり違います。
外観は北海道のエンブレムと紫帯が目立つぐらいですが、デッキのドアが萌黄色で床をみると雪の模様だったりしますし、ブラインドには縄文土器があったりします。
意外と違うところが多いのでいろいろ探してみるのも楽しいかも。
青森発車時は半分ほどの乗車率ですが、発車時の放送で満席とのこと。土曜午前の東京行きなのでこれからどんどん東京方面への客が乗りこむことが予想されます。
とりあえず空席に着席しましたが、七戸十和田、八戸、そして二戸と停車する駅ごとに自分の座ってた席に指定席客が入り、毎回移ることに。
好きな席に座れるのが「特定特急券」ではありますが、自由席と違って指定席客がやってきたら席を明け渡さないといけないため、落ち着かないことこのうえなし。
指定席とったほうがよかったかなあ、と少し後悔してしまいました。。。
もっとも改札口できっぷの持ち帰りを申請すると、南部鉄瓶の素敵なスタンプが。こういうのっていいですね。
(6/29の記事に続く)
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