倉吉~由良乗車券

「倉吉->由良(コナン駅)」乗車券

少年サンデーで長期連載されている「名探偵コナン」の作者、青山剛昌先生の出身地が鳥取県東伯郡大栄町(現・北栄町)で、そのゆかりから北栄町は「名探偵コナン」を前面に押し出しています。

昔はスイカ押しだったんですけどね・・・「大栄スイカ」はブランド品として知られており、そのうち「ドバイの王様」は一個3万円の値がついた高級品種。

今回は倉吉から、北栄町の代表駅となった由良までの乗車券です。由良駅は2023年3月まで有人駅だったので入場券買えたのですが、無人化によって消えてしまいました。

コナン一色の町

駅舎
由良駅駅舎。由良よりもコナン駅のほうがはるかに目立ちます(笑)駅自体は無人化されたものの、左手の観光案内所兼コナングッズ売り場は健在。
待合室
待合室もコナン一色。もちろんこの駅も観光名所と化しており、車で訪問する人がひっきりなしに。入場券売れば収入増になりそうですが・・・

由良駅は愛称「コナン駅」となっていますが、駅舎は完全に「コナン駅」のほうが目立ちます(笑)
駅舎内外に名探偵コナンのキャライラストが貼られており、訪問時間帯は常に観光客がいました。
駅舎自体は無人駅ですが、観光案内所も併設。レンタサイクルの貸し出しや県名産品、コナングッズの販売とかもやっています。ここ限定のコナングッズもあるとか。
ただ、これだけ観光客が押し寄せるのならJR北海道みたいに観光入場券を販売すれば儲かりそうですが、JR西日本は変にルールに生真面目な部分があり、無人駅での常設の入場券販売は基本やらない方針のようです。

コナン駅前から青山剛昌ふるさと館までの道は「コナン通り」と命名されていますが、これは一直線の通りではなく、途中交差点を2か所ほど曲がる必要があるので、注意。不安な場合は観光案内所であらかじめ聞いておきましょう。
距離にして約1.5km。徒歩20分ほどの道のりです。

コナン駅標識
道路上の駅の案内標識も「コナン駅」表示。町ぐるみで推してるだけあって徹底しています。

駅前の歩道には名探偵コナンのキャラのブロンズ像が設置されています。
突き当りを右に折れますが、そこの道路標識には「コナン駅(由良駅)200m」の標識が。町ぐるみで推してるだけにこのあたりも徹底しています。
100mほど歩いて今度は左に折れて再度日本海方面に歩きますが、しばらく歩くと川を渡ります。この川を渡る橋は「コナン大橋」。町ぐるみで・・・(以下略)

橋を渡ると米花商店街に到着します。

米花町商店街
米花商店街。一応「商店街」ですが、「コナンの家」や、カフェやグッズショップなどコナン関連の店が4軒。

米花町というと某漫画、アニメのおかげで、犯罪都市というありがたくない異名が定着してしまいましたが(笑)、もちろんここではそんな犯罪があるわけでもなく、安全、安心な商店街です。(ぉぃ

商店街に隣接して広い空き地があり、迷路が作られていましたが、手狭になった青山剛昌ふるさと館をこちらに移転するそうで、2027年の開業を目指すとか。

米花商店街からさらに海に向かって5分ほど歩くと、青山剛昌ふるさと館に到着します。

青山剛昌ふるさと館
青山剛昌ふるさと館。手前に見えるのは阿笠博士の愛車「フォルクスワーゲンタイプI」です。

青山剛昌ふるさと館では原画や青山先生ゆかりの品をそろえた博物館と、ミュージアムショップで構成されます。博物館は2階建てですが意外と狭く、混雑時は割と入場制限がかかることが多いので要注意。
展示品に制約が出てきたこともあって、先に取り上げた米花商店街横に移転することが決まっています。
自分が訪問したときは比較的ゆとりはありましたが、それでも館内は手狭に感じました。

どれだけ乗せられるか挑戦

道の駅 大栄
道の駅 大栄は鳥取県第一号の道の駅で国道9号線沿いにあります。

青山剛昌ふるさと館から道を挟んで向かいに「道の駅 大栄」があります。道の駅に車を置いて、青山剛昌ふるさと館に向かうことも可能。2つの施設が隣接しているので同一施設かと勘違いしそうですが、別の施設です。(なぜかセットで紹介されないのですが・・・)
道の駅としてはかなり歴史が古いだけあって、道路情報と産直市、そして食堂「ど真ん中食堂」で構成。
その「ど真ん中食堂」の名物?がこれ。

てっぺん丼
「てっぺん丼」ごはんにまぐろなどの海鮮漬けを好きなだけ乗せることができます。

「てっぺん丼」は注文すると、お椀にご飯が盛られて渡されるので、そこに海鮮を自分で盛り付けていくスタイルです。1600円也。
当然ながら積み上げていくと海鮮で山盛りになってしまい、ちょっとしたパフェ状態に。
こぼれてもいいようにお皿に載せられた形で盛り付けができるようになっています。

丼が小さいの最初見た瞬間はちょっとガッカリしますが、積み上げるだけ積み上げてみると意外と分量があり、完食したときは結構お腹にくるものがあります。
一応パンフレットでは割と綺麗に盛り付けされている写真がありますが、乗せ放題となると見た目より量ということで、どうしても見た目があまりよろしくないのがこの「てっぺん丼」の難点でしょうか(笑)

12/4の記事に続く)

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