ツーデーパスです。
1000円高速の対抗として、夏休み時期を中心に発売されました。
かつて、同名の「ツーデーパス」がありましたが、そのときよりもエリアが広がっているほか、
鹿島臨海鉄道、上田交通といった私鉄、三セクはもとより、東京湾フェリーといった船も入っています。
1日目は北越急行のまつだいへ。
まつだいは北越急行内のツーデーパスの北限です。
なぜこんな中途半端なエリアなのかというと、たぶん「大地の芸術祭」のためでしょう。
「大地の芸術祭」は十日町会場とまつだい会場の2箇所に別れ、クルマで芸術作品を見て回るという非常にスケールの大きな芸術祭で、4年に1度行われます。
基本的にクルマで見て回るのが基本ですが、クルマがない人に、芸術期間中に専用の循環バスが運行されました。
写真は棚田です。まつだいの星峠のもので、棚田の中では日本でもかなりメジャーなものではないでしょうか。
特に朝は非常に美しく、深夜から朝の星峠の棚田を写真に収めるために全国からカメラマンが集まります。
通常はクルマなしでは訪問が難しい星峠の棚田ですが、こういうイベント時にはバスが運行されるのでうまく乗りたいものです。
2日目は反対に南方向に行きました。
まずは水戸に向かってそこから鹿島臨海鉄道で鹿島神宮へ、そこから鹿島線、成田線・総武本線経由で久里浜へ、
久里浜から東京湾フェリーで浜金谷、そこから京葉線経由で都内に戻るルートをとりました。
南関東を8の字ルートで乗り回すルートで、東京湾フェリー、鹿島臨海が両方使えるこのきっぷをフルに生かした形になっています。
成田から久里浜までグリーン車に乗りました。さすがにこの距離だと普通車のあの硬いシートはちょっとつらいです。
なお、ツーデーパスは再発売される予定ですが、本日取り上げたのはたまたまです。
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