快速「湯けむりこがね」指定席券

 

20070130

仙台地区のジョイフルトレイン「こがね」を利用した列車です。
列車名の「湯けむり」は陸羽東線沿線の温泉を指しているのでしょう。
かつて急行「ゆけむり」という列車が上野~水上間で運転されていましたが(現在の特急水上)、やはり温泉に行くイメージがありました。

鳴子温泉駅はまさしく温泉地という感じがふさわしい駅で、駅に降り立つと温泉地特有の硫黄の匂いが充満しています。
また最近になって駅に足湯が併設されるようになり、観光客なんかがよくつかっている姿が見られます。20070130_2 

そんな「湯けむりこがね」ですが、車両は旧式のキハ58,28を改造した「こがね」車両で運転。
もともとはグリーン車として改造されましたが、陳腐化のためか、何度か改装を受けて、現在は普通車扱いです。
もっとも、1+2配置の360度回転可能なリクライニングシートはグリーン車時代から変わっておらず、乗りドク列車といえるでしょう。

3両編成のうち、中間車の2号車が自由席で、1、3号車が指定席の構成。
1,3号車にはフリースペースの展望室があり、前面展望や後方展望が楽しめます。運転日は2月末までの週末ですが、3月以降も運転されそうな雰囲気です。

鳴子温泉から乗車。指定席は8割ほどの入りですが、指定席は仙台まで全く入れ替わりなしでした。
完全に仙台と鳴子温泉を結ぶ列車として機能していると思います。
小さな旅ホリデーパスでの利用も可能なので、小旅行にも向いているかも。

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