ムーンライトながら(コ)指定席券

20061021

ムーンライトながらの指定席券です。
ムーンライトながらの指定席券自体は9月30日の記事で紹介済ですが、今回は少し券面が異なっています。

券面は「ムンライトながら(コ)」となっています。
これはムーンライトながらの車端部についているセミコンパートメントを指します。
列車名が違うため、18きっぷ期間中はムーンライトながらの混雑期にはこちらを指定するとすんなり取れることもあります。
ただし、この席は向かい合わせのボックスシート席で、しかもリクライニングしないため、ムーンライトながらで寝る場合には寝心地が悪いとされています。
しかも、車端部にあるので、揺れます。

・・・というのが一般的な通説ですが、閑散期にはこのムーンライトながらのセミコンパートメントには思わぬ効用があります。座席の構造にヒントがあります。
余り知られていませんが、ムーンライトながらに使用される373系電車のセンミコンパートメントは、通路側のひじ乗せが跳ね上がるしくみになっています。

つまり、ひじ乗せを跳ね上げておけば、ひじのせに足があたらずに横になれることを意味します。
実際試してみたところ、余程体格のいい人でない限り横になることができました。

このセミごろんとシート(?)セミコンパートメントですが、当然ですが、青春18きっぷ期間内など、繁忙期にはできません。
だってこのシートに4人埋まってしまいますので。
ガラガラな閑散期にこそできる芸当です。(しかも通常席から埋まっていくので、セミコンパートメントが埋まるケースはあまりない。)

この日は18期間外なので空いていると思いきや、金曜の晩ということもあり、結構混んでいました。
ほとんどが大荷物を抱えているということは、大半が成田空港への乗客なのでしょう。(名古屋地区から空港へはムーンライトながら+エアポート成田が一番確実。)
東京までの指定席はほぼ満席、コンパートメントもそこそこ乗っていました。

しかし熱海まで指定席の部分に関してはガラガラ。
しまった熱海枠を取ればよかった、と思ったのは言うまでもありません。

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