特急「彗星」特急券・寝台券

20060404

京都から延岡までは寝台特急「彗星」をB個室「ソロ」を利用しました。
なぜか券面が南宮崎までとなっていますが、発券時に私が間違えたっぽいです。もっとも値段は同じなので、このまま使いました。

「ソロ」は個室なので、プライバシーが保てる空間です。
いくら寝相が悪くても問題ありません。ところが、これがとんでもないところで発揮されてしまいました。
中津を過ぎたあたりで、PHSからサーバ障害のアラートが。すかさず個室のノートパソコンを起動して、PHS経由でサーバに接続。まさか寝台車の車内でPC広げて仕事するハメになるとは(笑)
時代の進歩とは激しいもので、今は幸か不幸か日本全国どこでも仕事ができてしまうんですよね。ただ、開放型寝台でPCをかちゃかちゃやってしまうと近所迷惑ですが、幸いここは個室寝台。思う存分仕事ができます(泣)

結局ケリがついたのは大分に着いたあたり。
すっかり目が覚めてしまったので、それ以降はすっかり明るくなった日豊本線を下ることになります。
佐伯までは海が見えたりでしたが、佐伯を過ぎると山の中へ。寝ながら宗太郎越え(大分と宮崎の県境の峠)ができるのはなかなかオツなものです。
うっそうとした山の中をくぐりぬけ、ようやく開けてきた、と思ったら今回の下車予定地、延岡でした。

20060404_2 今回の彗星ですが、購入当初は特に何もなかったものの、購入一週間後に9月いっぱいでの廃止が発表され、俄然注目を集める列車になりました。
お盆の時期なので、撮り鉄も乗り鉄もたくさん。まあこれは仕方ないでしょう。
延岡あたりだと時間帯がいいので、高千穂観光の基点に使える列車ですが、延岡から分岐する高千穂鉄道も「彗星」とほぼ同じ時期に水害でそのまま廃止になってしまい、旅のシーンが一変してしまいました。。。。。

まあ航空機全盛の時代に時代遅れなのは誰の目にも明らかでしたが、記憶にはとどめておきたい列車だとは思います。

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「特急「彗星」特急券・寝台券」への1件のフィードバック

  1. ダイヤ改正の影で…

    彗星
    ▼種別:特急
    ▼運転区間:京都~南宮崎(1日1往復)
    ▼最終運転日:平成17年9月30日
     今日10月1日にJR東海・西日本・九州で小規模なダイヤ改正があり、寝台特急「彗星」が廃止になりました。ひょっとしたら最終日に乗りに行けるかもしれないと思い、予め特急券を押さえたんですが仕事の都合上行けないまま終わりました。そして、ポリシーに反して未使用の切符が残りました。
    「彗星」は1968年、宮崎-新大阪を結ぶ寝台特急として登場。宮崎が新婚旅行ブームに沸いた当時は多くの客を運んだが、近年…

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