特急「たんごリレー6号~こうのとり22号~きのさき20号」特急券・グリーン券、他

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野田川~京都間の「たんごリレー6号」~「こうのとり22号」~「きのさき20号」の乗継の特急券です。料補に指のみ券3枚がぶらさがっているスタイルになります。

こうのとり22号は、普段は北近畿タンゴ鉄道には乗り入れないのですが、多客期には天橋立まで乗り入れます。
で、普段豊岡~天橋立~福知山で運転されるタンゴリレー6号はこのときは運転区間を豊岡~天橋立に短縮され、天橋立でこうのとり22号に同一ホームで接続します。
この場合、北近畿タンゴ鉄道の特急料金は天橋立で途中下車せずに乗り換えた場合は、特急料金が通算される仕組みになっており、乗り換えでも料金に負担が出ないように考慮されています。

今回、本当はこのあと、伊丹空港から飛行機に乗る予定だったため、野田川~天橋立「たんごリレー6号」、天橋立~宝塚「こうのとり22号」とし、宝塚からバスで伊丹空港に向かう予定でした。
そのとき発券されたきっぷがこちら。
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1/4というUターンラッシュのピーク時に20日前で「こうのとり22号」指定席が取れるわけがなく、グリーン車利用となったわけですが、ここからがちと大変。
どうも、野田川~天橋立→指定席、天橋立→宝塚がグリーン車のマルスの金額券を出すことができないようで、マルスと格闘。
料金通算だと、新幹線だとこういう事例が、在来線だとこういう事例がありますが、今回の料金通算は三セクのためか、無理なようです。

で、あれこれ試行錯誤した結果、北近畿タンゴ鉄道のグリーン料金が21km以上は1,430円固定なのに着目。特急券・グリーン券を野田川~宝塚間で発行することで解決しました。
野田川にはグリーン車つきの車両はやってきませんが、料金は同額なのでこれでお願いします。ということで、ひきとりました。

後日、伊丹からの飛行機が中止になり、それだと宝塚で降りても意味がないので、京都に帰ることになりました。そこで福知山~宝塚の「こうのとり22号」を福知山~京都の「きのさき20号」に変更するように、購入した駅の窓口に申し出ました。

駅員は最初はきっぷを眺めてましたが、やがて・・・

駅員:「これ、間違って発行されてますよねぇ。これだと野田川からグリーン車に乗ることになってしまいます。」
私:「はあ、でも先日この駅で購入したときは同額なのでこのまま乗っていいですよ、って言われましたけど。」
駅員:「でもこれは間違って発行されてます。本当は、金額が記載されているところが手書きのきっぷになるんですよ。変更しますのでしばらく待ってください。」

へぇ~。
としばらく待って出てきたのが冒頭のきっぷです。
「野田川からグリーン券は誤発売」といいつつも、出てきた料補の事由欄には、「12 A 寝」欄に○が。これでは絶滅した開放A寝台券(しかも料金が1,240円)になってしまうではありませんか・・・・というツッコミはおいといて(ぉぃ)、経由コード、接続コードが両方入った料補を初めてみました。もっとも乗車船区間に駅名コードが入っていませんが。

そして、料補と一緒に指のみ券を発行。

駅員:「では、こちらが野田川から天橋立までの『たんごリレー6号』、こちらが天橋立から福知山までの『こうのとり22号』、こちらが福知山から京都までの『きのさき18号』・・・」
私:「ちょっとまって、『きのさき18号』だと福知山で乗り継げません!」
駅員:「ああ、しまったぁ!20号まだ空いてるかな・・・(カチカチ)空いてました!」
私:(はらはらはら・・・)

とまあ出てきたわけですが、代わりに出してきた「きのさき20号」指のみ券のコードを料補に写すのを忘れ、さらに乗変なのに乗変のハンコがないという、なかなか面白いきっぷになりました。

天橋立乗換えで異級の特急券だとマルスで出ないのは、結構致命的じゃね?と思いつつ、時刻表をめくると、いつの間にか天橋立接続の特急は普段はなくなっており、多客期の今回が結構珍しいケースということに気づきました。
以前はもっと天橋立乗継があったような気がしたんですが。

さて、野田川~天橋立のたんごリレー6号です。20140207_8
野田川からわずか5分で天橋立到着。ホームの向かいに、新大阪行き「こうのとり22号」が待っていました。「くろしお」からコンバートされてきた381系です。
普段は北近畿タンゴ鉄道に乗り入れない「こうのとり」ですが。乗り入れ用の方向幕もきちんと用意されていました。
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そして福知山で「こうのとり22号」と「きのさき20号」はホームの向かいに止まっていました。
こちらは新鋭287系での運転です。381系の乗り心地がゴツン、ゴツンといった感じなのに対し、287系のほうはかなりマイルドなゆれに。やっぱりこっちのほうがいいですね。
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