特急「のぞみ15号」スーパー早特きっぷ

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JR西日本、JR九州は大阪~博多間を格安で移動できる、「スーパー早特きっぷ」を発売しました。

価格:10,000円(子ども4,990円)
発売期間:2013/03/26 ~ 2013/09/16 
利用可能期間:2013/04/26 ~ 2013/09/30
有効期間:指定された列車のみ
発売条件:e5489、もしくは九州列車予約サービスにおいて、一ヶ月前~14日前に新大阪・神姫ゾーン~小倉・博多間において発売。
発売箇所:e5489、もしくは九州列車予約サービス限定(駅売りなし)
備考:変更不可。早特には列車ごとに設定数は決まっており、空席があっても早特は満席になることがある。

10,000円という価格はさすがに株主優待(7,440円)には及ばないものの、新大阪~博多のEX-早特(11,450円)を上回り、まさにバーゲン価格です。(通常運賃・料金から4,890円引き)
片道でも購入可能で、GWや盆も利用可能です。
おそらく格安航空会社(LCC)が念頭にあるのでは、と想像しますが、LCCもGWや盆は大幅に値上げするので、ちょっとやりすぎの感があります。

一応「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」「こだま」全部に設定があるようですが、編成が短い「さくら」「みずほ」はほぼ瞬間的に埋まるようで、普通に空席照会するとたいてい満席になっていました。

一方、「のぞみ」は設定数が多いようです。
私が乗車した「のぞみ15号」については、「GWの初日の午前の列車」というかなり条件的には混みそうな列車なのですが、2週間前に余裕でGETできました。
かなり宣伝しているはずなのにこれは意外。

きっぷですが、「無割引の乗車券」+「割引の特急券」というスタイルです。
で、10000円というきりのいい価格を実現するため、新大阪~博多の特急券の価格が650円という、目を疑うようなきっぷになりました。
特急券単体で見るとなんと89%引きです。

で、子どもは半額なのですが、650円の半額(10円以下切捨て)で320円。
これに運賃の半額(10円以下切捨て)4,670円を足して、発売額4,990円となんともまあきりの悪い発売額となってしまいました。

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のぞみ15号はほぼ満席。
ますます2週間前にスーパー早特きっぷが取れてしまったのは謎になってしまいますが、利用者が割引きっぷに無頓着なのか、それとも別の理由かわかりませんが盆もねらい目のきっぷといえそうです。
(みんなこのきっぷを知って一瞬で埋まるようになったりして・・・)

 

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「特急「のぞみ15号」スーパー早特きっぷ」への2件のフィードバック

  1. はじめまして。
    新大阪〜博多指定席特急料金650円は券面だけ見ると衝撃的な価格ですね。

    ところで乗車券の方が5日間有効なのに下車前途無効、B券との併用が必須なので実質有効1日(というよりB券列車のみ)となっています。

    JR東日本のえきねっとでは一葉で発券され乗車券・特急券相当額が印字のうえ距離によらず有効1日、下車前途無効です。
    特別企画乗車券ですので、規則通りの有効日数を書く必要はないのですが、JR西日本って変なところで律儀ですよね。

  2. 券面を見ると、必ず早特の乗車券【A券】+早特の特急券【B券】で使用しないとダメと書いていますが、
    どうも乗車券については通常の特急券とこのきっぷの乗車券との併用も可能なようです。
    (この場合、早特特急券の払い戻しはできないので、普通に買うより結局損してしまいますが。)
    この場合有効期間5日が効いてきます。

    —-

    ・ご予約いただいた列車・設備以外はご乗車になれません。ご予約いただいた列車・設備以外をご利用になる場合には、改めて所定の乗車券・特急券をお買い求めいただきます。

    ・指定列車に乗り遅れた場合は片道乗車券【A券】のみ有効です。指定列車以外の新幹線にご乗車の場合は、改めて特急料金等が必要になります。後続列車の自由席にも乗車できません。

    —-
    なんか上と下の項目が矛盾してる気が。

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