一畑電車フリー乗車券

20120315

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年一発目は、一畑電車の1日乗車券である「一畑電車フリー乗車券」です。
一畑電車が1日乗り降り自由で1,500円。原則利用当日のみの発売です。
和紙風の券面が特徴的。

価格:1,500円(子ども800円)
発売期間:通年
利用可能期間:通年
有効期間:1日間
フリー区間:一畑電車全線
発売箇所:松江しんじ湖温泉駅、秋鹿町駅、津ノ森駅、一畑口駅、雲州平田駅、川跡駅、大津町駅、電鉄出雲市駅、出雲大社前駅の窓口。
備考:利用日当日のみ発売

松江しんじ湖温泉駅から出雲大社往復で1,580円ですからかろうじてモトは取れますが、基本的に途中駅で乗ったり降りたりするか、出雲市・出雲大社を両方行こうとする人向けのチケットでしょう。

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さて、今回の目的は山陰ディスティネーションキャンペーンの目玉の一つでもある「デハニ50形」の臨時電車に乗るためにやってきました。デハニ50形は2008年当時、日本最古級の現役電車(1928年・・・昭和3年製造)として、ファンの間では知られていましたが、当時は団体列車などでしか運転されず、この臨時運転は気軽に乗れるチャンスでもあったわけです。
そのデハニ50ですが、あらかじめ電話で予約しておき、当日1日乗車券を買って乗車するシステムでした。このため、この1日乗車券が絶対必要でした。

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このデハニ50形、若い人には映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で使われた電車のイメージが強いようですが、私的には「釣りバカ日誌スペシャル」で出てくるデハニ50のほうが印象深かったです。
ハマちゃんが寝台特急「出雲」から浴衣姿のまま出雲市駅の改札を突破し、デハニ50の車内で着替えというシーンですが、このときえらく古風な電車が走ってるんだなあという印象を受けました。

内装はもちろん木製がメインで、窓のヨロイ戸も木製。極めつけは、ドアが手動であるところでしょうか。

お座敷車両は2両で内装がそれぞれ異なり、こちらがレールに垂直にテーブルを並べた家族向けタイプ。

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こちらが、レールに向かって平行にテーブルを並べたグループ向けタイプとなっています。

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電車は釣り掛けの轟音を発しながら、出雲市駅から松江しんじ湖温泉駅まで爆走。 途中の休憩駅では当然のことながら撮影大会となりました。

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この臨時運転から半年後の2009年3月にさよなら運転を行い、営業運転を終了しましたが、車籍は残しているようで、今後復活の可能性もあるかも。
なお、こちらは、この臨時電車乗車の受付時に配られた記念乗車証です。

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コメント

  1. 増渕 より:

    久しぶりの復活おめでとうございます。
    しばらく更新がなかったので諦めていました。
    先日久しぶりに見てみたら復活しているので驚きました。
    これからも楽しい記事をお願いします。

  2. ぱーぱー より:

    ありがとうございます。
    ネタはこの先5年分ぐらいはあるのですが、まあのんびりやります。

  3. キハ110 より:

    久しぶりにサイトを拝見し、私が最も好きなきっぷを見て嬉しく思います。

    このきっぷ、何枚も持っています。
    材質やきっぷの大きさ、定期券用日付印を捺す事等がヒットしました。
    駅名が変わったりしてちょこちょこ変わっていたりと、歴史が伺えます。
    一時日本一長い駅名の入った物もあります。
    平成6年まで、本物の和紙(出雲手漉き和紙)で作られていることが確認されています。