やまびこ自由席片道きっぷ

20110531
やまびこ自由席片道きっぷです。
震災でボランティアに従事された方の帰宅の足になるように、とのことで、と仙台~盛岡から東京方面に向けて設定されました。
2011年5月14日(土)から2011年6月13日(月)の間、設定されています。

特筆すべきはやはり価格で、仙台→東京5,000円は、仙台市内~東京都区内の運賃(5,780円)よりも安いという設定です。
列車限定モノではかつてたび割7きっぷというのがあり、東京~盛岡をやまびこ限定で14,500円というのもあったのですが、今回は自由席とはいえ、それすら上回っています。
ただ、東北発のみというのがミソで、東北に来るには別の方法を考えないといけません。まあ高速バスとかで運賃をケチるとかもできるので、そんなに問題にならないとは思いますが・・・

自由席利用で、発売枚数の制限なし、実際今回は仙台駅で購入しましたが、指定席券売機にこのきっぷが入っており、誰でも簡単にすぐに買えるようになっていました。
となると、自由席の混雑が気になるところですが・・・

このきっぷで実際に乗車した列車はMAXやまびこ48号。
オール2階建て8両編成で、1号車から5号車までが自由席です。
通常オール2階建て8両の場合は1号車から4号車までが自由席ですが、この列車は5号車も自由席でした。
そのためかわかりませんが、発車直前でも楽々窓際席が確保できました。
通常だとどんな感じでしょうか。

しかし、1号車から5号車まで自由席ということは、指定席が6~8号車の3両しかなく、うち7,8号車の2階はグリーン車ですから、普通車指定席の2階席は6号車のみとなります。
ちなみに、事前に指定席の空席確認をしたら「残席わずか」。
ちょっと自由席多すぎじゃね?と思いました。
JR東日本の自由席設定には不思議なところがあり、16両編成でグリーン車2両指定席3両残り11両自由席で、指定席満席でドキドキして当日乗ってみたら、指定席はびっしりで自由席は閑古鳥が鳴いていたなんて経験もあります。
もう少し需給バランスを考えたほうがいいかなあと思いました。

この記事をシェアする:

「やまびこ自由席片道きっぷ」への4件のフィードバック

  1. その逆を言ってしまえば東北新幹線はやてやはやぶさ号は一部の区間運転便を除いて全車全便全席指定席車のみなんですよね。

    これですとなんだか両極端ですよね。

    せめてはやてはやぶさ号にも自由席が僅かながらでも設定してあるか
    指定席に空席があっても東京新青森全区間立席利用の場合ならばとか
    やまびこ号の自由席利用と盛岡跨ぎでのはやてはやぶさ号の立席利用ならば自由席特急料金のみでの通し制度で行けたらいいのにねー

    特定特急券なんていらないよ。

  2. 補記…もしも東北秋田新幹線のはやてはやぶさこまち号の希望したい指定席券や立席特急券共に確保ができなかった場合には一体どうしたらいいんでしょうかね?

    しかし東北秋田新幹線の利用方法はとてもややこしいですね。

  3. まあ盛岡までならば自由席でしょうね・・・

    >むねサマ

    実は2号車1階です。
    夜でどうせ景色見えないので、できるだけ空いてるところに行きました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です