TRAIN+山陰本線・境線フリーきっぷ

20081219

またもやTRAIN+関連です。
今度の舞台は山陰本線松江地区と境線。
フリーきっぷは境線全線と米子~出雲市間になります。

安来~松江間鉄道開業100周年イベントの一環としてこのTRAIN+が行われ、各地でイベントが行われました。

サボつきフリーきっぷは1日間有効で2,500円。好きな日に日付を入れるタイプです。

20081219_2今回のサボは「山陰」。
かつては京都~出雲市~下関間の山陰本線を1日ちかくかけて全線走破する列車がルーツです。京都口が夜行列車になっていました。
その後出雲市で系統分割されて京都~出雲市間の夜行列車となります。

さらに、寝台車つきということで普通列車ながらマルスに収容されることになり、「山陰」と命名されるようになりました。
10系寝台車に旧型客車を従えた陣容で、優等客は全車指定座席・寝台急行「だいせん」、普通客は「山陰」と山陰本線京都・大阪口には2系統の夜行列車があり、福知山で相互に乗り換えることができました。

「山陰」の最晩年は座席車は12系客車に変更になりましたが、昭和60年3月についに廃止になり、これを持って10系寝台車は姿を消すことになりました。
さらに1年後には最後まで残っていた山陰地区の旧型客車も廃止となり、そのまま時代は昭和→平成、国鉄→JRになります。

「山陰」は最晩年期に一度だけ乗りましたが、写真は撮っておらず、残しておくべきだったと今でも悔やんでいます。

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