阪神・山陽シーサイド1dayチケットです。
阪神電鉄線全線と山陽電鉄線全線、および神戸高速鉄道の元町~西代間が1日乗り降り自由で2,000円です。
阪神梅田~山陽姫路片道で1,280円なので往復するだけで簡単にモトが取れます。
今回はひめじ菓子博の足に使いました。
帰りは別府で下車。
目的地は健康ランドである「健康ひろば加古川」へ。
健康ランドとしてはかなり老舗で、温泉の泉源を持たないため、わざわざ毎日有馬温泉からお湯を運んでくるという凝ったことをやっていましたが、老朽化と温泉施設の競争激化によって4月末をもって閉鎖されることになりました。
最近健康ランドのとスーパー銭湯間で過当競争状態になっており、競争に生き残れなかったところは次々と閉鎖されてます。ここもそんなところです。
さて4月の終わりに訪問したときには入館料が激安の700円。深夜料金を含めても1700円で宿泊ができてしまうという大バーゲン状態でした。
そんな中、この健康ひろば加古川の近くにポツンと鎮座している2両の車両。
サシ581とスロ81です。
サシ581は寝台兼用電車583系の食堂車として登場しましたが、すべて引退しています。
一方スロ81は、旧型客車のお座敷列車として登場。北海道を除く全国で活躍していましたが、JR初期(確か1990年)に水戸に残ったものが引退して形式消滅しています。
両方とも貴重な車両ですが、特にスロ81については保存車についても私が知る限りここしか知らず、かなりのレア車両です。
外装は塗り替えられてしまっていますが、内装は、調理部分とテーブルがお好み焼き屋の鉄板に変わっている以外、私が写真で見た現役当時のスロ81からあまり変わっておらず、トイレ、洗面所も現役です。
ここでモダン焼きと生中を注文。最後だからかわかりませんがお値段は両方あわせて1000円とえらく安かったようです。
サシ581/スロ81の喫茶店&お好み焼き屋「ブルートレイン」も、健康ひろば加古川の閉鎖と運命をともにするようです。
おそらく日本に1両しかいないスロ81もこのままスクラップになっていくのでしょうか。
レールの上でこの車両を走らせてビールを飲みながらお好み焼きを食べれれば最高だろうな、と少し妄想モードに入ってしまっていました。(笑)
コメント
以前、といっても4年前には大阪、姫路1dayチケットで2500円もしたのですが。スルッとKANSAIのスタンプラリーで、休日に注文品の納入があり行けなかった姫路へ行くのに使いました。しかも仕事が終わってから。
梅田19時の特急に乗り、20時半過ぎに姫路に着いたら、まねきも閉まっていました。「のぞみ」の停車駅だろうがとぶ~たれながら、山陽姫路駅のコンビニでおにぎりを買った私でした。
もっとも、3回どこかへ出かけるのならば、3dayチケットのほうがはるかに割安なのでしょうが。
余談、スロ81のほうが貴重ですが、サシ581もどれだけ残っているでしょうか。調べて後日書きます。
大阪、姫路1dayチケットは今もありますよ。
シーサイドチケットとの違いは大阪市交通局が乗り放題か否かの差だったような。
シーサイドのほうが後発なので、確かに大阪市営を使わない乗り方もあったのかも。
サシ581ですが、確かに現役の食堂として開いているケースはあまり聞かないですね。。。