高知~室戸岬~甲浦が乗り放題の「安芸・室戸フリーきっぷ」です。
JR四国で発売していますが、JR線のフリー区間は高知~後免間のみで、大半は土佐くろしお線及び高知東部交通バスが占めています。
高知~後免~奈半利~室戸岬~甲浦と乗るだけで軽く3000円を超えてしまいますから、このきっぷの使い勝手はかなりいいほうではないでしょうか?
さらにこのきっぷは安芸から森林鉄道で有名な馬路、魚梁瀬方面も乗ることができますが、途中の馬路までは1日4本(土休日3本)魚梁瀬までは1日2本でしかなく、1番バスで魚梁瀬到着がお昼の3時ではあまり実用的とはいえません。
近辺で宿泊を決め込むのならなんとかなるかもしれませんが、魚梁瀬発は6時と15時ですから宿泊するにもきついものがあります。
というわけで、素直にこのきっぷで室戸岬に向かうことにしました。
土佐くろしお鉄道を奈半利で降りてそこからバスで室戸岬へ。
途中、点々とある集落に立ち寄りつつ、海沿いに進みます。
このあたりの海岸はどちらかというとのっぺりした感じで、大海原を見ながら、という感じです。
室戸岬到着後、しばし散策。
やはり風が強いです。幕末の維新志士、中岡慎太郎の銅像なんかもありますが、基本的に素っ気無い感じで、あまり観光地化されているようには見えません。
どちらかというと、台風情報なんかで全国でその名前を轟かせる「室戸岬」という地名に単純に興味をもつ、といった感じでしょうか。
もちろん車でくると重要な休憩ポイントであり、観光客は必ず足を止めますが、
室戸岬そのものを目的、とするより、その前後の大海原を見つつ、その中核として室戸岬を添える、といった感じの旅のほうがいい気がします。
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