熱海から東京への普通列車グリーン券です。
「ホリデー」の文字が入っています。
JR東日本では2004年10月に普通列車グリーン車の値下げと、「平日」「ホリデー」の区分、及び事前料金と車内料金の区別ができました。
ホリデー（土休日料金）は平日よりも200円安く、また、乗車前に購入する事前料金は乗車後に車内で精算する車内料金よりも250円安くなります。このため、同じ距離乗るのでも4種類の料金ができました。51km以上の場合
・750円（ホリデー・事前）
・1,000円（ホリデー・車内）
・950円（平日・事前）
・1,200円（平日・車内）
ホリデー車内と平日事前で同じ値段ですが、乗り越しの取り扱いに違いがあったりします。
さて、グリーン車ですが快速アクティーの２階建てグリーンを選択。
熱海乗車時には昼下がりということもあり、ほとんど空気でしたが、小田原あたりから客が乗り始め、平塚ではほぼ7割ぐらいの乗車率に。
グリーン車値下げが効いたのか、それとも東京人は金持ちが多いのか、はたまた人が多くて金持ちも多いのかは知りませんが、客層が普通の通勤電車とさほど変わらないのを見ると、人が多くていつも混雑するので、グリーン料金を払ってでも確実に座りたいという人が多いのかもしれません。
しかし、2006年3月のSuicaグリーンの東京口導入で、この磁気グリーンを見る機会は案外少なくなったのではないでしょうか。
3月以降のSuicaグリーン利用率（天井にかざしてりゃSuicaグリーンだからすぐわかる）の多さを見ると、なんとなくそのように感じられます。