首都圏のJRなどが1日乗り放題の休日おでかけパスです。首都圏のJRではすっかりおなじみの商品で、土日祝のおでかけには定番のきっぷです。
損益分岐点などの計算は以前もやったので割愛します。

正直なところ、東京駅をまたいでエリアを越えて200kmぐらいの往復ならば、他にめぼしい割引きっぷがない場合、この休日おでかけパス+乗り越しが便利でお得ではあります。
ただし、乗り越し前提の場合はモバイルSuicaを使用したのんびりホリデーSuicaパスのほうが楽で便利ではあります。
通常はマルス券を購入するのですが、この日は時間がなかったので空いていた自動券売機で購入。自動券売機券にもフリーエリアの図はあるのですが、ややみずらいかな。
さて、4/19は羽田空港アクセス線(仮称)整備に伴う田町駅付近線路切換工事に伴い、品川~東十条間の京浜東北線と、大崎~上野間の山手線外回りが終日運休になりました。

そこで気になったのが「上野東京ラインを増発します。」の案内。
ん?どういう列車なんだろう。
大宮以北に行かない宇都宮線直通列車
東京駅付近で飲んで、大宮の宿泊施設に泊まるため、上野東京ラインで大宮に向かうのですが、コンコースの発車案内を見ると、いつもの常磐線直通、高崎線直通、宇都宮線直通の列車の中にしれっと大宮行きが混じっています。これがいわゆる上野東京ラインの増発列車です。グリーン車付きの15両ということはE231・E233系使用ということなのでしょう。
ホームへの階段横の案内表示は通常乗り入れ先線名が表示されますが、大宮行きはなし。ちょっと不思議な感じの表示です。
ホームで待っていると向かいの京浜東北・山手線ホームは運休のため、人の気配がありません。普段人でごった返しているだけに不思議な感覚です。
先行の小金井行きが乗客満載で発車。次が大宮行きです。
やがて、前面に「宇都宮線直通」と掲げたE231系の大宮行きが入線。「大宮以北に行かない宇都宮線直通」には若干違和感を感じます。
車内は先の小金井行きとは異なりガラガラ。それもそのはずでこの列車は品川始発。すなわち品川発大宮行きの列車です。まさに京浜東北線を補完する列車でしょうか。
余裕で着席でき、大宮までのんびりと過ごしました。
大宮駅は7番線到着。到着後は折り返し平塚行きになるとのこと。これまた不思議な感覚です。この列車は通常東京駅始発の最終平塚行きですが、大宮始発になったということなのでしょう。

大宮駅の上野東京ラインの表示。23時を過ぎたこの時間帯は通常は上野駅どまりの時間帯ですが、品川や小田原直通列車がまだ設定されていました。そして、南行き上野東京ラインでは珍しい「始発」(Departure)の文字。
大宮駅コンコースに上がりふと行き先案内を見ると、23時なのに小田原行きだの平塚行きなどが健在。通常この時間帯は上野止まりが多いのですが、これも京浜東北線の運休による増発対応で、上野どまりの列車と東京始発の列車をくっつけて運行しているようです。
だったら普段から直通運行すればいいのに・・・と思うのですが、やっぱり客が少ないのでしょうね。
コメント