WESTERポイント全線フリーきっぷで松江から猫又日帰り弾丸往復なんてアホなこと考えてるの多分自分だけかなー、って思いつつ、当日は朝5時発の「やくも2号」でまずは岡山に向かいます。
早朝にもかかわらず、結構な乗客が。
やくもは既に新型に置き換わっていますが、定員が少ないので特に4両編成のときは混雑が目立つ気がします。
やくも2号は日本のJR特急の中で一番早朝に出る列車ですが、松江でた時点で既に4割ほど乗っていました。381系時代はもっともガラガラだったはず・・・なのですが、座席数の違いがかなり出ているようです。
新型やくも273系の座席ですが、JR西日本はJR他社と異なる仕様が多かったのですが、ついにこの273系でJR他社と同じタイプになりました。具体的には
・ヘッドレストに枕設置
・カーテンを取りやめてフリーストップタイプのロールアップカーテン設置
・全席コンセント(271系も全席コンセント付なのでJR西日本在来線では2番目)
・腰掛横のミニテーブルを廃止してドリンクホルダー設置
・リクライニングすると座席が沈み込むチルト機構搭載
など。
これで座席が黒かったら常磐線のE657系と設備的にはほぼ同じです。
ただシートピッチが1040mmと新造の在来線特急の座席では最大級の間隔を誇り、実際座ってみると足元は余裕たっぷり。WiFiも設置されています。
ただ座席そのものの座り心地はいただけません。振り子電車でホールド感向上のためか腰部がくぼみのようになっており、しかもそこが相当固いので正直長時間同じ姿勢で座っていると腰を痛めそうです。
座面は適度にクッションが効いており、しかもチルト機構によってリクライニングするとさらに腰部への圧が強くなるのでお尻と腰の感覚がマッチしません。
うーん。もう腰付近は少し柔らかくならないかなあ。
自席の3号車1番席は一番端席ですが、そこからドアを開くと謎のフリースペースが。全車指定席なので、普段利用者はいないはずですが、気分転換にはなるかと。「山陰本線写真集」「伯備線写真集」が置かれていました。
座席はいまいちですが、流石に新型だけあって揺れがゆったりとしています。ただ、自分は乗り物酔い全くしないタイプなので、どれだけよくなったかって言われてもピンとこないんですよね。よくなった「気がする」程度でしょうか。
列車は定刻に岡山駅につきました。
最近の車両はカタイのがトレンド?
岡山で一息ついて「のぞみ4号」で新大阪に向かいます。指定したのは7号車の「S Work車両」。
前回紹介時は「EX予約」「スマートEX」専用だったためか券面に「S Work席」と記載がありましたが、2024年5月に、駅などでも販売が行われるようになりました。
そのためか、券面から「S Work席」の文字は消え、E席の後ろに「W」の文字が入っています。「Work」のWでしょうか。
今回乗車した「のぞみ4号」は最新鋭のN700S系限定による運行で、当然狙ってS Work席に乗車しました。
前回乗車時はEX予約とスマートEX予約限定だったためか、他の普通車が満席でも7号車であるS Work席はガラガラだったりしましたが、本日も他の車両に比べるとやっぱり7号車は空いています。
駅発売もできるようになったはずですが、やっぱり「仕事席」だからか、他の普通席より空いている傾向にあるようです。この日も7号車はガラガラ。
そのN700S系ですが、じっくり座るのは実は初めてだったりします。
座っての感想は、やっぱり座席固いなあ。。。
先のやくももそうでしたが、このN700S系ももの凄く座り心地が固いです、1時間ぐらいならばちょうどいいですが、3時間とか乗っているとちょっと厳しいんじゃないかな。
「やくも」と違って腰部の張り出しが少ないので、腰を痛める心配はあまりしなくていいのですが、従来のN700A系の座席と同じと思ってたら大きく違っていたので、座った瞬間はちょっと面喰いました。
それでも全席コンセント設置はやっぱり便利。位置も肘置き部分になったので、コードを地に這わせる必要がなくなったのはいいものです。
あと、N700S系のS Workシートならではの設備として、Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」でしょうか。7号車、8号車専用のWiFiで、回線容量が2倍となって、接続時間も通常30分でいったん切断される仕様が時間無制限とかなり改善しています。
実際こちらにつなげてみると、通常の新幹線の車内WiFi(Shinkansen_Free_Wi-Fi)よりかなり快適です。もちろんガンガン動画を見るのはNGですが、少なくともインターネットする分には自宅ほぼ同じ感覚で操作できるのではないでしょうか。
もっとも7号車8号車限定ということで、接続人数が少ないのが快適である一因ではないかな、と思います。
(7/27の記事に続く)
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