玉造温泉から津和野までの「スーパーおき3号」の特急券です。株主優待で半額になっています。
主に島根県西部の海岸沿いを走ることになります。
券面の1D席は、日本海と前面展望を同時に楽しめる特等席なので、乗車時は是非狙ってみたいものです。
海側席と前面展望
スーパーおき3号はこの日はキハ187系気動車の2両編成。
1号車が指定席車で2号車が自由席車です。このうち、海側席はD席。このため、乗車一週間前に何気に指定席の予約状況を確認するとD席はほぼ満席、逆に山側のA席は半分以上空いているという極端な「海側席偏重」状態になっていました。
JRの座席指定は、席番を指定できるようになってから久しいですが、海側山側は気にしないように見えて、しっかり海側を指定する人が多いようです。
海が見えてくるのは出雲市を過ぎてしばらくたって小田駅を過ぎてから。
とはいっても見えたり見えなかったりとややもどかしい状況が続きます。
海側の景色がよくなるのは浜田を過ぎてから。三保三隅手前の「道の駅ゆうひパーク三隅」近辺と、岡見~鎌手間の海沿いの景色はよくポスターなどでも取り上げられ、知名度も高いです。
一方、1番席はもう一つの楽しみがあります。
最前列になるため、前面展望は楽しめます。
ちなみに前面展望が楽しめるのは1番CD席のみ、山側の1番AB席は壁で前は見えません。
ただし、1番AB席は車種変更等も考慮して現在調整席のようで、通常、座席指定はできません。
視界は意外と狭いですが、それでも振り子特有のカーブ進入時の傾きを体験することができます。
益田を過ぎると日本海に分かれを告げ、山中に入っていきます。途端に別列車かと思うほどスピードが落ち、振り子も停止します。
高津川沿いを進みながら日原、そして目的地の津和野に到着。津和野は灼熱の太陽が照り付けていました。
(8/24の記事に続く)
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